【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期のJR東金線 (大網駅~成東駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +55.0%( +2.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 58 件(1年前(2019年)に比べて +70.6%( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 128.8 坪 (昨年 103.6 坪から +24.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。大網駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは成東駅で昨年に比べ +120.4 %、坪単価は 4.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(成東駅)は +120.4 %(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東金駅)は +16.5 %(坪単価 +0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 2.9 % → 2020年 3.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 40.7 分 → 2020年 49.4 分、+21.2 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大網駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +61.5%( +3.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +75.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった成東駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +120.4%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて +180.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR東金線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大網駅 | 8.0万/坪 (103坪) | 4.9万/坪 (79.0坪) | 4.1万/坪 (130坪) |
福俵駅 | - | 0.6万/坪 (333坪) | 2.7万/坪 (48.9坪) |
東金駅 | 5.1万/坪 (110坪) | 4.4万/坪 (112坪) | 5.4万/坪 (144坪) |
求名駅 | - | 0.7万/坪 (87.0坪) | 3.9万/坪 (162坪) |
成東駅 | 4.5万/坪 (199坪) | 2.0万/坪 (103坪) | 2.7万/坪 (140坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
成東駅 4.5 万/坪(昨年同期比 +120.4 %)
成東駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +120.4%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて +180.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 199.0 坪 (昨年 103.5 坪から +92.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 34.6 分 → 2020年 46.4 分、+34.0 %と大きく増加)
東金駅 5.1 万/坪(昨年同期比 +16.5 %)
東金駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.1万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +16.5%( +0.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2019年)に比べて +57.1%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 109.7 坪 (昨年 111.9 坪から -2.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 41.7 分 → 2020年 59.5 分、+42.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示