JR土讃線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年4月〜6月期のJR土讃線 (多度津駅讃岐財田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.4万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +40.6%( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて -7.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 29.3年(昨年 36.2年から -19.1 %減)。平均土地面積は 132.1 坪 (昨年 87.7 坪から +50.5 %増)。平均建物面積は 46.6 坪 (昨年 54.7 坪から -14.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。金蔵寺駅琴平駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは琴平駅で昨年に比べ +81.6 %、坪単価は 60.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(琴平駅)は +81.6 %(坪単価 +27.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(善通寺駅)は -28.1 %(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 36.2 年 → 2020年 29.3 年、-19.1 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 25.9 分 → 2020年 20.1 分、-22.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 % → 2020年 18.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 45.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった琴平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.0万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +81.6%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -28.1%( -4.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR土讃線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR土讃線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
多度津駅22.8万/坪
(27.7年/107坪)
26.5万/坪
(35.0年/83.9坪)
26.7万/坪
(35.8年/73.6坪)
金蔵寺駅44.1万/坪
(28.8年/73.6坪)
24.4万/坪
(34.8年/122坪)
43.1万/坪
(21.7年/83.2坪)
善通寺駅12.0万/坪
(33.3年/245坪)
16.7万/坪
(35.3年/58.5坪)
26.1万/坪
(30.8年/63.9坪)
琴平駅60.0万/坪
(29.8年/183坪)
33.1万/坪
(52.3年/21.2坪)
-
塩入駅---
黒川駅--9.3万/坪
(28.3年/266坪)
讃岐財田駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

琴平駅60.0 万/坪(昨年同期比 +81.6 %)

琴平駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.0万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +81.6%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 29.8年(昨年 52.3年から -43.1 %減)。平均土地面積は 183.0 坪 (昨年 21.2 坪から +764.3 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 60.5 坪から -43.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 52.3 年 → 2020年 29.8 年、-43.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.0 分 → 2020年 35.0 分、+400.0 %と大きく増加)

善通寺駅12.0 万/坪(昨年同期比 -28.1 %)

善通寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -28.1%( -4.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 33.3年(昨年 35.3年から -5.7 %減)。平均土地面積は 245.0 坪 (昨年 58.5 坪から +319.0 %増)。平均建物面積は 66.6 坪 (昨年 35.8 坪から +85.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 24.7 分 → 2020年 16.0 分、-35.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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