JR予讃線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期のJR予讃線 (高松駅箕浦駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.8万円/坪(10.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -11.9%( -4.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 264 件(1年前(2021年)に比べて -12.3%( -37件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 32.5年(昨年 27.4年から +18.6 %増)。平均土地面積は 100.7 坪 (昨年 111.5 坪から -9.7 %減)。平均建物面積は 53.2 坪 (昨年 54.1 坪から -1.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 12 駅。ほとんどの駅において下落した。鬼無駅端岡駅観音寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは比地大駅で昨年に比べ +11415.2 %、坪単価は 38.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(比地大駅鬼無駅)は +5722.8 %(坪単価 +27.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(海岸寺駅詫間駅)は -51.4 %(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.7 % → 2022年 2.3 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.7 % → 2022年 2.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 27.4 年 → 2022年 32.5 年、+18.6 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 34.2 % → 2022年 40.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.7 % → 2022年 34.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった鬼無駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.1万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +30.3%( +17.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -73.3%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった海岸寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -65.5%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR予讃線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR予讃線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高松駅60.3万/坪
(31.9年/39.8坪)
78.5万/坪
(28.7年/43.9坪)
55.9万/坪
(60.8年/49.9坪)
香西駅23.5万/坪
(34.8年/92.8坪)
37.1万/坪
(28.6年/104坪)
51.3万/坪
(20.7年/135坪)
鬼無駅74.1万/坪
(0.13年/64.7坪)
56.9万/坪
(14.6年/114坪)
39.4万/坪
(28.4年/130坪)
端岡駅52.9万/坪
(28.3年/124坪)
41.5万/坪
(27.4年/61.1坪)
45.2万/坪
(26.3年/140坪)
国分駅25.8万/坪
(31.6年/74.3坪)
21.9万/坪
(36.3年/54.5坪)
22.5万/坪
(28.6年/140坪)
讃岐府中駅13.9万/坪
(54.6年/159坪)
15.6万/坪
(47.0年/93.8坪)
12.5万/坪
(52.4年/141坪)
鴨川駅-31.9万/坪
(53.5年/219坪)
97.0万/坪
(24.5年/86.7坪)
八十場駅-6.8万/坪
(50.3年/49.9坪)
-
坂出駅33.7万/坪
(30.9年/84.5坪)
32.7万/坪
(29.8年/128坪)
40.2万/坪
(31.8年/85.2坪)
宇多津駅46.5万/坪
(31.0年/113坪)
59.8万/坪
(21.3年/128坪)
64.1万/坪
(17.5年/188坪)
丸亀駅43.8万/坪
(30.9年/86.1坪)
53.5万/坪
(24.0年/90.1坪)
43.9万/坪
(29.0年/85.7坪)
讃岐塩屋駅---
多度津駅30.1万/坪
(34.2年/108坪)
35.4万/坪
(20.5年/110坪)
28.7万/坪
(34.9年/125坪)
海岸寺駅1.9万/坪
(75.6年/49.9坪)
5.5万/坪
(40.5年/40.8坪)
31.5万/坪
(22.5年/95.6坪)
津島ノ宮駅5.4万/坪
(0年/169坪)
--
詫間駅11.4万/坪
(44.7年/120坪)
18.2万/坪
(35.4年/172坪)
21.6万/坪
(38.8年/159坪)
みの駅18.3万/坪
(39.0年/125坪)
20.5万/坪
(35.8年/158坪)
16.8万/坪
(32.5年/191坪)
高瀬駅33.3万/坪
(29.9年/171坪)
37.9万/坪
(25.1年/122坪)
56.1万/坪
(11.3年/52.2坪)
比地大駅38.1万/坪
(30.0年/78.7坪)
0.3万/坪
(47.9年/91.8坪)
13.7万/坪
(35.3年/239坪)
本山駅21.7万/坪
(46.2年/87.0坪)
25.6万/坪
(27.4年/220坪)
24.4万/坪
(18.4年/127坪)
観音寺駅46.2万/坪
(21.9年/109坪)
37.2万/坪
(24.2年/90.3坪)
40.0万/坪
(24.3年/109坪)
豊浜駅18.4万/坪
(27.0年/160坪)
23.3万/坪
(42.2年/152坪)
25.5万/坪
(32.1年/112坪)
箕浦駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

比地大駅38.1 万/坪(昨年同期比 +11415.2 %)

比地大駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +11415.2%( +37.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.0年(昨年 47.9年から -37.3 %減)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 91.8 坪から -14.3 %減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 60.5 坪から -17.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 47.9 年 → 2022年 30.0 年、-37.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2021年 26.3 分 → 2022年 30.0 分、+13.9 %と増加)

鬼無駅74.1 万/坪(昨年同期比 +30.3 %)

鬼無駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.1万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +30.3%( +17.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -73.3%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.1年(昨年 14.6年から -99.1 %減)。平均土地面積は 64.7 坪 (昨年 113.8 坪から -43.2 %減)。平均建物面積は 23.2 坪 (昨年 34.8 坪から -33.3 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 14.6 年 → 2022年 0.1 年、-99.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.5 分 → 2022年 10.8 分、-38.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 % → 2022年 100.0 %)

海岸寺駅1.9 万/坪(昨年同期比 -65.5 %)

海岸寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -65.5%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 75.6年(昨年 40.5年から +86.4 %増)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 40.8 坪から +22.2 %増)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 29.5 坪から -28.2 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 40.5 年 → 2022年 75.6 年、+86.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.0 分 → 2022年 23.0 分、+27.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)

詫間駅11.4 万/坪(昨年同期比 -37.2 %)

詫間駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -37.2%( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(1年前(2021年)に比べて +8.3%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 44.7年(昨年 35.4年から +26.1 %増)。平均土地面積は 120.5 坪 (昨年 171.8 坪から -29.9 %減)。平均建物面積は 55.1 坪 (昨年 72.7 坪から -24.2 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 35.4 年 → 2022年 44.7 年、+26.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 44.4 % → 2022年 66.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.8 % → 2022年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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