JR予讃線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年7月〜9月期のJR予讃線 (高松駅箕浦駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -19.4%( -8.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 69 件(1年前(2021年)に比べて -15.9%( -13件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 26.0年から +39.5 %増)。平均土地面積は 104.1 坪 (昨年 97.5 坪から +6.7 %増)。平均建物面積は 53.5 坪 (昨年 47.5 坪から +12.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。端岡駅多度津駅本山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは端岡駅で昨年に比べ +85.8 %、坪単価は 57.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(端岡駅本山駅)は +66.2 %(坪単価 +17.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(高瀬駅坂出駅)は -74.5 %(坪単価 -48.5 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 26.0 年 → 2022年 36.3 年、+39.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 36.2 % → 2022年 50.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.4 % → 2022年 31.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった高松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -37.5%( -41.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +42.7%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR予讃線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR予讃線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高松駅69.7万/坪
(32.1年/47.5坪)
112万/坪
(0.5年/19.7坪)
-
香西駅47.5万/坪
(11.0年/145坪)
63.9万/坪
(12.9年/59.7坪)
29.5万/坪
(24.5年/89.2坪)
鬼無駅-50.1万/坪
(12.5年/78.3坪)
83.4万/坪
(4.5年/206坪)
端岡駅57.5万/坪
(22.3年/75.6坪)
30.9万/坪
(33.3年/64.7坪)
44.4万/坪
(30.5年/150坪)
国分駅18.8万/坪
(31.5年/51.4坪)
26.6万/坪
(40.5年/53.7坪)
22.0万/坪
(27.5年/49.9坪)
讃岐府中駅12.2万/坪
(58.5年/204坪)
-6.2万/坪
(51.5年/178坪)
鴨川駅-78.8万/坪
(26.5年/72.6坪)
八十場駅---
坂出駅17.0万/坪
(38.2年/69.6坪)
49.6万/坪
(27.3年/94.2坪)
51.1万/坪
(27.5年/79.2坪)
宇多津駅35.8万/坪
(29.9年/50.7坪)
68.1万/坪
(23.5年/199坪)
87.0万/坪
(19.2年/292坪)
丸亀駅44.0万/坪
(39.7年/70.3坪)
47.0万/坪
(26.2年/77.1坪)
30.4万/坪
(34.1年/68.9坪)
讃岐塩屋駅---
多度津駅7.7万/坪
(43.0年/69.6坪)
5.4万/坪
(0年/93.3坪)
29.3万/坪
(42.9年/175坪)
海岸寺駅1.9万/坪
(75.6年/49.9坪)
-37.0万/坪
(13.8年/119坪)
津島ノ宮駅---
詫間駅16.6万/坪
(45.1年/120坪)
25.3万/坪
(28.0年/140坪)
24.8万/坪
(28.5年/93.8坪)
みの駅18.7万/坪
(36.5年/119坪)
28.3万/坪
(47.5年/236坪)
29.2万/坪
(22.5年/118坪)
高瀬駅12.9万/坪
(52.5年/284坪)
77.4万/坪
(-0.50年/74.1坪)
69.3万/坪
(0.5年/59.0坪)
比地大駅---
本山駅24.4万/坪
(48.9年/94.3坪)
16.6万/坪
(44.5年/272坪)
1.0万/坪
(19.5年/174坪)
観音寺駅42.3万/坪
(23.3年/129坪)
40.2万/坪
(25.3年/66.4坪)
40.7万/坪
(27.5年/94.1坪)
豊浜駅13.4万/坪
(34.5年/349坪)
14.2万/坪
(46.2年/52.9坪)
-
箕浦駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

端岡駅57.5 万/坪(昨年同期比 +85.8 %)

端岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.5万円/坪(17.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +85.8%( +26.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 22.3年(昨年 33.3年から -33.0 %減)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 64.7 坪から +17.0 %増)。平均建物面積は 25.4 坪 (昨年 101.3 坪から -74.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 33.3 年 → 2022年 22.3 年、-33.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 40.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.6 分 → 2022年 15.2 分、+20.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 40.0 %)

本山駅24.4 万/坪(昨年同期比 +46.6 %)

本山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +46.6%( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 48.9年(昨年 44.5年から +9.7 %増)。平均土地面積は 94.3 坪 (昨年 272.3 坪から -65.4 %減)。平均建物面積は 36.6 坪 (昨年 62.8 坪から -41.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 24.5 分 → 2022年 16.7 分、-32.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 83.3 %)

高瀬駅12.9 万/坪(昨年同期比 -83.3 %)

高瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -83.3%( -64.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 52.5年(昨年 -0.5年から -10695.0 %減)。平均土地面積は 284.4 坪 (昨年 74.1 坪から +283.7 %増)。平均建物面積は 69.6 坪 (昨年 40.1 坪から +73.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 -0.5 年 → 2022年 52.5 年、-10695.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 20.0 分 → 2022年 25.0 分、+25.0 %と大きく増加)

坂出駅17.0 万/坪(昨年同期比 -65.7 %)

坂出駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -65.7%( -32.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -69.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 38.2年(昨年 27.3年から +40.1 %増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 94.2 坪から -26.2 %減)。平均建物面積は 46.1 坪 (昨年 43.4 坪から +6.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 22.6 分 → 2022年 15.0 分、-33.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 41.7 % → 2022年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 27.3 年 → 2022年 38.2 年、+40.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 66.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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