JR予讃線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR予讃線 (高松駅箕浦駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +42.3%( +12.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 56 件(1年前(2018年)に比べて -15.2%( -10件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.1年(昨年 27.6年から -5.2 %減)。平均土地面積は 97.7 坪 (昨年 119.7 坪から -18.4 %減)。平均建物面積は 61.7 坪 (昨年 65.8 坪から -6.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。端岡駅丸亀駅詫間駅本山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは香西駅で昨年に比べ +433.3 %、坪単価は 28.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(香西駅鴨川駅)は +320.8 %(坪単価 +27.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(宇多津駅多度津駅)は -34.9 %(坪単価 -13.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.5 % → 2019年 5.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.3 % → 2019年 14.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 27.8 % → 2019年 31.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった丸亀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.7万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +64.2%( +23.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて -19.0%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -19.5%( -3.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR予讃線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR予讃線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高松駅20.7万/坪
(32.8年/37.8坪)
21.2万/坪
(41.8年/39.3坪)
-
香西駅28.9万/坪
(40.0年/133坪)
5.4万/坪
(51.3年/133坪)
28.0万/坪
(39.4年/66.2坪)
鬼無駅-28.7万/坪
(29.4年/47.9坪)
34.6万/坪
(19.4年/54.0坪)
端岡駅42.0万/坪
(33.8年/77.1坪)
21.7万/坪
(23.3年/296坪)
16.0万/坪
(32.1年/48.9坪)
国分駅-44.0万/坪
(24.8年/104坪)
49.0万/坪
(1.8年/109坪)
讃岐府中駅-10.3万/坪
(38.8年/61.3坪)
19.2万/坪
(39.8年/63.5坪)
鴨川駅47.0万/坪
(30.3年/102坪)
15.3万/坪
(44.8年/240坪)
-
八十場駅---
坂出駅22.6万/坪
(42.3年/78.7坪)
24.4万/坪
(27.8年/157坪)
35.6万/坪
(40.4年/126坪)
宇多津駅22.2万/坪
(28.4年/147坪)
44.7万/坪
(18.8年/227坪)
15.6万/坪
(21.5年/165坪)
丸亀駅59.7万/坪
(12.3年/58.6坪)
36.4万/坪
(27.0年/87.6坪)
43.8万/坪
(32.3年/96.8坪)
讃岐塩屋駅---
多度津駅14.9万/坪
(52.8年/59.7坪)
18.6万/坪
(26.8年/179坪)
21.0万/坪
(29.4年/64.3坪)
海岸寺駅---
津島ノ宮駅---
詫間駅19.9万/坪
(32.3年/197坪)
14.5万/坪
(30.8年/164坪)
29.9万/坪
(19.0年/79.5坪)
みの駅-39.7万/坪
(15.8年/50.7坪)
17.9万/坪
(39.8年/48.4坪)
高瀬駅-22.7万/坪
(29.5年/160坪)
47.6万/坪
(3.8年/69.6坪)
比地大駅-11.6万/坪
(24.8年/93.8坪)
4.5万/坪
(0年/90.8坪)
本山駅55.8万/坪
(22.8年/110坪)
43.9万/坪
(13.1年/72.6坪)
5.5万/坪
(34.8年/72.6坪)
観音寺駅52.6万/坪
(14.3年/65.3坪)
44.3万/坪
(18.4年/70.6坪)
36.7万/坪
(26.8年/148坪)
豊浜駅-54.1万/坪
(5.8年/133坪)
26.2万/坪
(31.2年/123坪)
箕浦駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

香西駅28.9 万/坪(昨年同期比 +433.3 %)

香西駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.9万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +433.3%( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 40.0年(昨年 51.3年から -22.0 %減)。平均土地面積は 132.7 坪 (昨年 133.1 坪から -0.3 %減)。平均建物面積は 118.3 坪 (昨年 65.8 坪から +79.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 51.3 年 → 2019年 40.0 年、-22.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2018年 17.0 分 → 2019年 13.8 分、-18.8 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 60.0 %)

鴨川駅47.0 万/坪(昨年同期比 +208.3 %)

鴨川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +208.3%( +31.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 30.3年(昨年 44.8年から -32.4 %減)。平均土地面積は 102.3 坪 (昨年 240.5 坪から -57.4 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 97.6 坪から -55.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 44.8 年 → 2019年 30.3 年、-32.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.5 分 → 2019年 13.7 分、+30.2 %と大きく増加)

宇多津駅22.2 万/坪(昨年同期比 -50.3 %)

宇多津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -50.3%( -22.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +250.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.4年(昨年 18.8年から +51.2 %増)。平均土地面積は 147.1 坪 (昨年 226.9 坪から -35.1 %減)。平均建物面積は 79.3 坪 (昨年 223.9 坪から -64.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 18.8 年 → 2019年 28.4 年、+51.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.5 分 → 2019年 22.4 分、+44.7 %と大きく増加)

多度津駅14.9 万/坪(昨年同期比 -19.5 %)

多度津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -19.5%( -3.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 52.8年(昨年 26.8年から +97.2 %増)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 178.8 坪から -66.6 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 80.2 坪から -67.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.0 分 → 2019年 4.0 分、-75.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 26.8 年 → 2019年 52.8 年、+97.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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