高松琴平電鉄長尾線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅長尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +6.2%( +3.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 145 件(1年前(2019年)に比べて +5.1%( +7件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 20.0年(昨年 25.3年から -21.1 %減)。平均土地面積は 79.7 坪 (昨年 83.9 坪から -5.1 %減)。平均建物面積は 56.8 坪 (昨年 61.9 坪から -8.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。水田駅公文明駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西前田駅で昨年に比べ +483.7 %、坪単価は 103 万円/坪となった。

上位 2 駅(西前田駅農学部前駅)は +422.5 %(坪単価 +66.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(長尾駅瓦町駅)は -43.2 %(坪単価 -24.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 25.3 年 → 2020年 20.0 年、-21.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 24.2 % → 2020年 35.9 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 31.2 % → 2020年 24.4 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 11.0 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 0.8 % → 2020年 0.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西前田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +483.7%( +85.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった長尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -55.7%( -31.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

高松琴平電鉄長尾線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
高松琴平電鉄長尾線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
瓦町駅39.7万/坪
(43.4年/68.2坪)
57.2万/坪
(41.4年/38.8坪)
33.2万/坪
(41.7年/51.9坪)
花園駅42.0万/坪
(30.7年/36.5坪)
46.2万/坪
(29.6年/55.7坪)
25.4万/坪
(36.9年/78.1坪)
林道駅77.0万/坪
(19.2年/57.7坪)
81.5万/坪
(14.1年/44.6坪)
59.8万/坪
(24.3年/82.4坪)
木太東口駅77.9万/坪
(4.9年/58.2坪)
34.6万/坪
(39.1年/93.1坪)
60.4万/坪
(20.2年/92.7坪)
元山駅54.7万/坪
(21.5年/73.2坪)
55.6万/坪
(19.5年/65.6坪)
73.5万/坪
(13.4年/80.7坪)
水田駅71.2万/坪
(8.2年/64.7坪)
57.6万/坪
(17.3年/92.1坪)
37.9万/坪
(32.5年/105坪)
西前田駅103万/坪
(0.8年/75.6坪)
17.6万/坪
(30.4年/104坪)
14.0万/坪
(27.9年/158坪)
高田駅34.5万/坪
(11.5年/254坪)
48.7万/坪
(14.0年/52.9坪)
61.3万/坪
(5.6年/73.6坪)
池戸駅33.1万/坪
(25.1年/120坪)
33.5万/坪
(34.4年/195坪)
26.3万/坪
(26.4年/104坪)
農学部前駅60.0万/坪
(20.6年/140坪)
13.0万/坪
(38.8年/84.2坪)
4.5万/坪
(42.4年/134坪)
平木駅37.5万/坪
(23.5年/65.7坪)
52.4万/坪
(20.1年/109坪)
22.3万/坪
(36.3年/217坪)
学園通り駅49.1万/坪
(10.3年/128坪)
48.1万/坪
(21.5年/118坪)
48.4万/坪
(16.3年/90.4坪)
白山駅71.2万/坪
(20.1年/114坪)
25.9万/坪
(26.4年/138坪)
27.7万/坪
(23.6年/102坪)
井戸駅---
公文明駅27.0万/坪
(27.0年/132坪)
19.4万/坪
(18.6年/233坪)
-
長尾駅25.2万/坪
(35.9年/48.9坪)
57.0万/坪
(11.7年/97.9坪)
52.5万/坪
(6.9年/47.4坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

西前田駅102.6 万/坪(昨年同期比 +483.7 %)

西前田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +483.7%( +85.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 30.4年から -97.5 %減)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 104.4 坪から -27.5 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 53.3 坪から -17.7 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 30.4 年 → 2020年 0.8 年、-97.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 16.2 分 → 2020年 8.0 分、-50.8 %と大きく減少)

農学部前駅60.0 万/坪(昨年同期比 +361.3 %)

農学部前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.0万円/坪(18.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +361.3%( +47.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 20.6年(昨年 38.8年から -47.0 %減)。平均土地面積は 140.4 坪 (昨年 84.2 坪から +66.7 %増)。平均建物面積は 85.0 坪 (昨年 119.0 坪から -28.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 38.8 年 → 2020年 20.6 年、-47.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 42.3 分 → 2020年 10.2 分、-75.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 40.0 %)

長尾駅25.2 万/坪(昨年同期比 -55.7 %)

長尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -55.7%( -31.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 35.9年(昨年 11.7年から +206.9 %増)。平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 97.9 坪から -50.1 %減)。平均建物面積は 221.1 坪 (昨年 36.7 坪から +502.7 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 11.7 年 → 2020年 35.9 年、+206.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.5 分 → 2020年 13.0 分、+100.0 %と大きく増加)

瓦町駅39.7 万/坪(昨年同期比 -30.7 %)

瓦町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -30.7%( -17.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 43.4年(昨年 41.4年から +4.8 %増)。平均土地面積は 68.2 坪 (昨年 38.8 坪から +75.8 %増)。平均建物面積は 89.7 坪 (昨年 111.8 坪から -19.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 25.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 44.4 % → 2020年 16.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 70.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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