高松琴平電鉄志度線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期の高松琴平電鉄志度線 (瓦町駅琴電志度駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -31.2%( -13.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 62 件(1年前(2019年)に比べて -15.1%( -11件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 34.6年(昨年 30.3年から +14.3 %増)。平均土地面積は 100.4 坪 (昨年 70.0 坪から +43.5 %増)。平均建物面積は 66.0 坪 (昨年 73.2 坪から -9.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。六万寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは六万寺駅で昨年に比べ +35.4 %、坪単価は 62.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(六万寺駅八栗駅)は +6.0 %(坪単価 +5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(房前駅潟元駅)は -60.3 %(坪単価 -37.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.5 % → 2020年 8.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 30.3 年 → 2020年 34.6 年、+14.3 %と増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 12.9 分 → 2020年 14.4 分、+11.6 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 32.8 % → 2020年 47.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 26.0 % → 2020年 16.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった六万寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.5万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +35.4%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった松島二丁目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.5万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -52.8%( -10.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

高松琴平電鉄志度線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
高松琴平電鉄志度線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
瓦町駅39.7万/坪
(43.4年/68.2坪)
57.2万/坪
(41.4年/38.8坪)
33.2万/坪
(41.7年/51.9坪)
今橋駅40.8万/坪
(22.0年/91.8坪)
79.3万/坪
(13.3年/165坪)
60.4万/坪
(23.3年/52.6坪)
松島二丁目駅9.5万/坪
(26.3年/56.0坪)
20.0万/坪
(49.4年/52.9坪)
70.5万/坪
(1.8年/27.2坪)
沖松島駅51.0万/坪
(25.5年/109坪)
72.3万/坪
(6.9年/90.2坪)
-
春日川駅26.7万/坪
(40.5年/411坪)
55.8万/坪
(20.7年/38.3坪)
14.1万/坪
(41.4年/65.0坪)
潟元駅21.4万/坪
(39.2年/57.3坪)
47.1万/坪
(26.7年/53.5坪)
45.9万/坪
(28.5年/102坪)
琴電屋島駅-11.3万/坪
(49.9年/76.6坪)
15.0万/坪
(32.4年/61.3坪)
古高松駅-19.5万/坪
(46.0年/46.9坪)
14.4万/坪
(45.8年/46.9坪)
八栗駅18.3万/坪
(36.8年/136坪)
24.0万/坪
(25.7年/91.8坪)
38.1万/坪
(22.1年/145坪)
六万寺駅62.5万/坪
(0.4年/81.2坪)
46.2万/坪
(25.2年/94.5坪)
61.1万/坪
(19.9年/62.8坪)
大町駅39.7万/坪
(26.5年/37.8坪)
-42.1万/坪
(42.8年/59.0坪)
八栗新道駅57.1万/坪
(0.8年/54.5坪)
-16.9万/坪
(24.0年/106坪)
塩屋駅--35.0万/坪
(21.8年/203坪)
房前駅25.5万/坪
(27.5年/69.6坪)
75.1万/坪
(0.5年/60.5坪)
-
原駅16.5万/坪
(41.5年/45.4坪)
-20.7万/坪
(41.8年/63.5坪)
琴電志度駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

六万寺駅62.5 万/坪(昨年同期比 +35.4 %)

六万寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.5万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +35.4%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.4年(昨年 25.2年から -98.5 %減)。平均土地面積は 81.2 坪 (昨年 94.5 坪から -14.1 %減)。平均建物面積は 36.8 坪 (昨年 34.8 坪から +5.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 25.2 年 → 2020年 0.4 年、-98.5 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.5 分 → 2020年 7.0 分、+27.3 %と大きく増加)

八栗駅18.3 万/坪(昨年同期比 -23.4 %)

八栗駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -23.4%( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて +20.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.8年(昨年 25.7年から +43.0 %増)。平均土地面積は 135.7 坪 (昨年 91.8 坪から +47.8 %増)。平均建物面積は 50.7 坪 (昨年 46.5 坪から +9.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 25.7 年 → 2020年 36.8 年、+43.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 % → 2020年 62.5 %)

房前駅25.5 万/坪(昨年同期比 -66.1 %)

房前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.5万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -66.1%( -49.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 27.5年(昨年 0.5年から +5359.8 %増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 60.5 坪から +15.0 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 33.3 坪から -9.1 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.5 年 → 2020年 27.5 年、+5359.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.0 分 → 2020年 7.0 分、+40.0 %と大きく増加)

潟元駅21.4 万/坪(昨年同期比 -54.5 %)

潟元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.4万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -54.5%( -25.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 39.2年(昨年 26.7年から +46.8 %増)。平均土地面積は 57.3 坪 (昨年 53.5 坪から +7.1 %増)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 33.1 坪から +21.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 9.1 % → 2020年 18.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 75.0 % → 2020年 30.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 26.7 年 → 2020年 39.2 年、+46.8 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 60.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 10.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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