中古一戸建て相場の概況
2022年4月〜6月期の東海道新幹線 (熱海駅~浜松駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +3.5%( +2.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 248 件(1年前(2021年)に比べて -16.5%( -49件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 19.7年(昨年 18.6年から +5.9 %増)。平均土地面積は 77.7 坪 (昨年 82.6 坪から -5.9 %減)。平均建物面積は 49.1 坪 (昨年 50.0 坪から -1.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。三島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三島駅で昨年に比べ +29.7 %、坪単価は 103 万円/坪となった。
上位 1 駅(三島駅)は +29.7 %(坪単価 +23.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(熱海駅)は -24.8 %(坪単価 -13.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.3 % → 2022年 1.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.1 % → 2022年 32.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.0 % → 2022年 16.5 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 2.6 % → 2022年 0.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +29.7%( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった熱海駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.2万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -24.8%( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
熱海駅 | 42.2万/坪 (38.9年/62.3坪) | 56.2万/坪 (29.5年/117坪) | 26.1万/坪 (39.9年/39.6坪) |
三島駅 | 103万/坪 (17.3年/115坪) | 79.2万/坪 (18.5年/81.9坪) | 99.1万/坪 (12.2年/68.5坪) |
静岡駅 | 81.3万/坪 (20.9年/61.8坪) | 94.2万/坪 (16.0年/64.8坪) | 80.6万/坪 (18.8年/56.3坪) |
掛川駅 | 60.7万/坪 (18.0年/99.2坪) | 55.7万/坪 (19.2年/119坪) | 48.1万/坪 (22.5年/78.9坪) |
浜松駅 | 75.2万/坪 (18.2年/79.0坪) | 66.8万/坪 (18.8年/82.9坪) | 67.4万/坪 (15.3年/74.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三島駅 102.7 万/坪(昨年同期比 +29.7 %)
三島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +29.7%( +23.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.3年(昨年 18.5年から -6.3 %減)。平均土地面積は 115.3 坪 (昨年 81.9 坪から +40.9 %増)。平均建物面積は 81.9 坪 (昨年 46.2 坪から +77.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 28.4 分 → 2022年 23.6 分、-16.7 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 44.4 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.0 % → 2022年 27.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.4 % → 2022年 16.7 %)
熱海駅 42.2 万/坪(昨年同期比 -24.8 %)
熱海駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.2万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -24.8%( -13.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 38.9年(昨年 29.5年から +32.1 %増)。平均土地面積は 62.3 坪 (昨年 117.1 坪から -46.8 %減)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 29.5 坪から +10.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 68.5 分 → 2022年 37.4 分、-45.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 29.5 年 → 2022年 38.9 年、+32.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 44.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示