JR八戸線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年4月〜6月期のJR八戸線 (八戸駅階上駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.0万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +23.0%( +9.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 74 件(1年前(2021年)に比べて +23.3%( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.7年(昨年 23.3年から +1.6 %増)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 85.9 坪から +5.7 %増)。平均建物面積は 49.2 坪 (昨年 50.2 坪から -2.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。本八戸駅陸奥湊駅金浜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは陸奥湊駅で昨年に比べ +78.3 %、坪単価は 47.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(陸奥湊駅金浜駅)は +71.1 %(坪単価 +16.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鮫駅小中野駅)は -53.9 %(坪単価 -21.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 27.3 % → 2022年 30.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.0 % → 2022年 5.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 21.8 % → 2022年 23.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 38.2 % → 2022年 39.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった八戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.5万円/坪(23.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +12.0%( +8.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鮫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -90.0%( -33.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR八戸線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR八戸線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
八戸駅76.5万/坪
(10.0年/104坪)
68.3万/坪
(7.3年/135坪)
58.0万/坪
(18.7年/69.0坪)
長苗代駅43.9万/坪
(21.5年/89.5坪)
43.8万/坪
(22.6年/84.9坪)
48.4万/坪
(19.4年/99.2坪)
本八戸駅49.0万/坪
(33.6年/108坪)
37.7万/坪
(22.2年/69.4坪)
49.2万/坪
(30.6年/106坪)
小中野駅42.3万/坪
(24.3年/60.5坪)
51.5万/坪
(24.3年/68.1坪)
58.7万/坪
(15.5年/74.5坪)
陸奥湊駅47.9万/坪
(23.2年/63.8坪)
26.9万/坪
(30.8年/109坪)
44.2万/坪
(21.8年/61.3坪)
白銀駅45.3万/坪
(32.8年/101坪)
48.4万/坪
(15.8年/61.6坪)
52.9万/坪
(15.1年/124坪)
鮫駅3.7万/坪
(58.3年/106坪)
36.9万/坪
(24.5年/65.4坪)
35.3万/坪
(29.3年/116坪)
陸奥白浜駅--33.1万/坪
(44.3年/545坪)
種差海岸駅-19.4万/坪
(25.3年/333坪)
-
大久喜駅---
金浜駅29.1万/坪
(20.3年/62.5坪)
17.8万/坪
(34.5年/89.5坪)
12.2万/坪
(35.8年/157坪)
大蛇駅---
階上駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

陸奥湊駅47.9 万/坪(昨年同期比 +78.3 %)

陸奥湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.9万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +78.3%( +21.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +37.5%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.2年(昨年 30.8年から -24.7 %減)。平均土地面積は 63.8 坪 (昨年 108.7 坪から -41.3 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 101.6 坪から -67.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 30.8 年 → 2022年 23.2 年、-24.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 30.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 30.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 30.0 %)

金浜駅29.1 万/坪(昨年同期比 +63.9 %)

金浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.1万円/坪(8.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +63.9%( +11.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 20.3年(昨年 34.5年から -41.2 %減)。平均土地面積は 62.5 坪 (昨年 89.5 坪から -30.2 %減)。平均建物面積は 31.3 坪 (昨年 52.9 坪から -41.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 34.5 年 → 2022年 20.3 年、-41.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 80.0 % → 2022年 66.7 %)

鮫駅3.7 万/坪(昨年同期比 -90.0 %)

鮫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -90.0%( -33.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 58.3年(昨年 24.5年から +137.7 %増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 65.4 坪から +61.8 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 30.6 坪から -11.1 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 24.5 年 → 2022年 58.3 年、+137.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.0 分 → 2022年 30.0 分、+114.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 100.0 %)

小中野駅42.3 万/坪(昨年同期比 -17.8 %)

小中野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.3万円/坪(12.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -17.8%( -9.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 24.3年(昨年 24.3年から +0.0 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 68.1 坪から -11.1 %減)。平均建物面積は 33.0 坪 (昨年 38.0 坪から -13.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 40.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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