青い森鉄道線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の青い森鉄道線 (目時駅青森駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.6万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -8.4%( -3.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 468 件(1年前(2021年)に比べて -0.8%( -4件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 29.9年(昨年 27.4年から +9.0 %増)。平均土地面積は 102.5 坪 (昨年 109.2 坪から -6.1 %減)。平均建物面積は 54.1 坪 (昨年 55.0 坪から -1.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が増加、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。三戸駅剣吉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浅虫温泉駅で昨年に比べ +906.6 %、坪単価は 29.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(浅虫温泉駅小湊駅)は +685.5 %(坪単価 +28.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(下田駅野内駅)は -68.6 %(坪単価 -20.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 46.6 分 → 2022年 37.8 分、-18.9 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.5 % → 2022年 3.0 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.2 % → 2022年 0.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 35.7 % → 2022年 41.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 33.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった上北町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +165.6%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった下田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -78.1%( -24.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

青い森鉄道線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
青い森鉄道線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
目時駅--0.19万/坪
(44.8年/303坪)
三戸駅8.3万/坪
(44.8年/137坪)
4.4万/坪
(43.1年/123坪)
17.8万/坪
(44.1年/113坪)
諏訪ノ平駅-2.3万/坪
(37.9年/65.8坪)
10.5万/坪
(39.0年/141坪)
剣吉駅19.7万/坪
(35.6年/169坪)
12.5万/坪
(36.4年/141坪)
28.2万/坪
(21.1年/129坪)
苫米地駅38.5万/坪
(8.0年/69.6坪)
33.3万/坪
(22.9年/91.5坪)
33.3万/坪
(31.4年/139坪)
北高岩駅16.8万/坪
(35.9年/185坪)
15.2万/坪
(34.2年/131坪)
4.2万/坪
(43.3年/227坪)
八戸駅53.5万/坪
(15.8年/112坪)
44.9万/坪
(19.7年/110坪)
49.3万/坪
(20.6年/93.9坪)
陸奥市川駅25.3万/坪
(25.5年/85.8坪)
29.4万/坪
(26.2年/170坪)
29.0万/坪
(35.1年/71.3坪)
下田駅6.8万/坪
(35.7年/160坪)
31.2万/坪
(35.7年/191坪)
25.1万/坪
(25.3年/127坪)
向山駅19.0万/坪
(37.7年/176坪)
31.8万/坪
(26.9年/174坪)
34.8万/坪
(26.8年/153坪)
三沢駅33.8万/坪
(27.4年/126坪)
38.3万/坪
(23.1年/113坪)
36.7万/坪
(22.8年/122坪)
小川原駅---
上北町駅55.0万/坪
(29.3年/236坪)
20.7万/坪
(45.2年/240坪)
19.1万/坪
(28.5年/267坪)
乙供駅11.3万/坪
(36.8年/68.1坪)
5.5万/坪
(44.3年/153坪)
17.4万/坪
(25.4年/120坪)
千曳駅--
野辺地駅21.3万/坪
(31.7年/119坪)
5.9万/坪
(37.0年/170坪)
10.3万/坪
(30.5年/138坪)
狩場沢駅---
清水川駅---
小湊駅35.5万/坪
(29.8年/130坪)
6.3万/坪
(43.4年/131坪)
7.1万/坪
(21.6年/194坪)
西平内駅---
浅虫温泉駅29.9万/坪
(15.1年/69.1坪)
3.0万/坪
(44.5年/46.9坪)
29.7万/坪
(41.4年/112坪)
野内駅11.2万/坪
(36.3年/126坪)
27.2万/坪
(23.9年/261坪)
2.3万/坪
(32.5年/333坪)
矢田前駅30.8万/坪
(28.6年/108坪)
36.7万/坪
(29.1年/106坪)
45.0万/坪
(21.4年/75.4坪)
小柳駅32.0万/坪
(29.7年/89.7坪)
47.9万/坪
(19.7年/67.0坪)
42.4万/坪
(23.6年/107坪)
東青森駅40.8万/坪
(25.6年/82.8坪)
52.6万/坪
(26.0年/85.5坪)
45.5万/坪
(22.1年/112坪)
筒井駅23.1万/坪
(35.7年/88.5坪)
30.1万/坪
(30.5年/84.9坪)
43.9万/坪
(22.8年/104坪)
青森駅38.6万/坪
(32.2年/74.0坪)
44.5万/坪
(28.5年/81.2坪)
40.6万/坪
(27.6年/80.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

浅虫温泉駅29.9 万/坪(昨年同期比 +906.6 %)

浅虫温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +906.6%( +27.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.1年(昨年 44.5年から -66.0 %減)。平均土地面積は 69.1 坪 (昨年 46.9 坪から +47.3 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 32.5 坪から -7.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 44.5 年 → 2022年 15.1 年、-66.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.0 分 → 2022年 6.3 分、-62.7 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 66.7 %)

小湊駅35.5 万/坪(昨年同期比 +464.4 %)

小湊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.5万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +464.4%( +29.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 29.8年(昨年 43.4年から -31.5 %減)。平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 131.1 坪から -0.8 %減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 73.6 坪から -43.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 43.4 年 → 2022年 29.8 年、-31.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2021年 24.7 分 → 2022年 20.1 分、-18.3 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 14.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 71.4 %)

下田駅6.8 万/坪(昨年同期比 -78.1 %)

下田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -78.1%( -24.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 35.7年(昨年 35.7年から +0.2 %増)。平均土地面積は 160.3 坪 (昨年 190.6 坪から -15.9 %減)。平均建物面積は 113.7 坪 (昨年 81.5 坪から +39.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 67.5 分 → 2022年 55.4 分、-17.9 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 57.1 % → 2022年 42.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 28.6 % → 2022年 57.1 %)

野内駅11.2 万/坪(昨年同期比 -59.0 %)

野内駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -59.0%( -16.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 23.9年から +52.1 %増)。平均土地面積は 126.5 坪 (昨年 261.2 坪から -51.6 %減)。平均建物面積は 55.4 坪 (昨年 58.0 坪から -4.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 20.7 分 → 2022年 15.9 分、-23.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 23.9 年 → 2022年 36.3 年、+52.1 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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