JR大村線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期のJR大村線 (早岐駅諫早駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.6万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -0.9%( -0.5万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 42 件(1年前(2018年)に比べて -20.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 21.3年から -1.6 %減)。平均土地面積は 104.5 坪 (昨年 96.2 坪から +8.6 %増)。平均建物面積は 42.0 坪 (昨年 47.0 坪から -10.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。早岐駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは諏訪駅で昨年に比べ +170.5 %、坪単価は 90.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(諏訪駅早岐駅)は +100.5 %(坪単価 +34.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(ハウステンボス駅岩松駅)は -81.0 %(坪単価 -65.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 26.2 % → 2019年 35.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 32.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 21.4 % → 2019年 23.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった諏訪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.8万円/坪(27.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +170.5%( +57.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったハウステンボス駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -92.5%( -48.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR大村線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR大村線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
早岐駅48.0万/坪
(34.2年/86.4坪)
36.8万/坪
(36.6年/146坪)
92.3万/坪
(4.1年/55.8坪)
ハウステンボス駅3.9万/坪
(46.3年/142坪)
51.8万/坪
(29.3年/118坪)
-
南風崎駅-82.6万/坪
(0年/60.5坪)
20.3万/坪
(0年/172坪)
小串郷駅---
川棚駅26.4万/坪
(27.3年/45.4坪)
28.3万/坪
(24.9年/96.5坪)
51.1万/坪
(10.3年/55.6坪)
彼杵駅---
千綿駅---
松原駅60.0万/坪
(13.3年/315坪)
-12.7万/坪
(0年/188坪)
竹松駅70.3万/坪
(8.3年/130坪)
68.1万/坪
(15.3年/88.5坪)
74.8万/坪
(20.3年/97.1坪)
諏訪駅90.8万/坪
(7.1年/76.2坪)
33.6万/坪
(31.1年/124坪)
62.4万/坪
(14.1年/45.4坪)
大村駅44.1万/坪
(24.8年/110坪)
42.1万/坪
(27.0年/95.9坪)
47.4万/坪
(23.3年/187坪)
岩松駅36.2万/坪
(23.3年/74.9坪)
118万/坪
(0.25年/60.5坪)
56.6万/坪
(19.6年/51.9坪)
諫早駅47.8万/坪
(22.3年/73.2坪)
85.6万/坪
(8.3年/56.2坪)
40.5万/坪
(35.3年/80.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

諏訪駅90.8 万/坪(昨年同期比 +170.5 %)

諏訪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.8万円/坪(27.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +170.5%( +57.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 7.1年(昨年 31.1年から -77.3 %減)。平均土地面積は 76.2 坪 (昨年 123.7 坪から -38.4 %減)。平均建物面積は 28.1 坪 (昨年 57.0 坪から -50.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 31.1 年 → 2019年 7.1 年、-77.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 21.3 分 → 2019年 13.4 分、-37.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 20.0 %)

早岐駅48.0 万/坪(昨年同期比 +30.5 %)

早岐駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.0万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +30.5%( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 34.2年(昨年 36.6年から -6.7 %減)。平均土地面積は 86.4 坪 (昨年 146.1 坪から -40.9 %減)。平均建物面積は 53.1 坪 (昨年 30.8 坪から +72.6 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 55.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 15.2 分 → 2019年 18.0 分、+18.4 %と増加)

ハウステンボス駅3.9 万/坪(昨年同期比 -92.5 %)

ハウステンボス駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -92.5%( -48.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 46.3年(昨年 29.3年から +58.1 %増)。平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 118.0 坪から +20.5 %増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 43.1 坪から -40.4 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 29.3 年 → 2019年 46.3 年、+58.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.0 分 → 2019年 60.0 分、+300.0 %と大きく増加)

岩松駅36.2 万/坪(昨年同期比 -69.4 %)

岩松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.2万円/坪(10.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -69.4%( -82.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 23.3年(昨年 0.3年から +9131.0 %増)。平均土地面積は 74.9 坪 (昨年 60.5 坪から +23.8 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 36.3 坪から -18.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.3 年 → 2019年 23.3 年、+9131.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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