中古一戸建て相場の概況
2019年10月〜12月期のJR佐世保線 (三河内駅~佐世保駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.7万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +2.0%( +0.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2018年)に比べて -35.9%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.9年(昨年 30.9年から +6.5 %増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 89.1 坪から -25.3 %減)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 57.6 坪から -5.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。大塔駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日宇駅で昨年に比べ +135.4 %、坪単価は 99.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(日宇駅)は +135.4 %(坪単価 +57.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(佐世保駅)は -11.7 %(坪単価 -4.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 26.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.7 分 → 2019年 29.5 分、+24.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.7 % → 2019年 46.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日宇駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.9万円/坪(30.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.4%( +57.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大塔駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.1万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +27.2%( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR佐世保線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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三河内駅 | 11.9万/坪 (40.8年/80.9坪) | - | 51.9万/坪 (17.4年/146坪) |
早岐駅 | 63.4万/坪 (24.8年/52.0坪) | 62.3万/坪 (24.3年/67.2坪) | 48.0万/坪 (19.3年/114坪) |
大塔駅 | 34.1万/坪 (10.8年/112坪) | 26.8万/坪 (33.8年/84.7坪) | 33.8万/坪 (32.8年/203坪) |
日宇駅 | 99.9万/坪 (15.8年/56.3坪) | 42.4万/坪 (30.2年/123坪) | 14.9万/坪 (44.8年/141坪) |
佐世保駅 | 34.5万/坪 (45.8年/39.3坪) | 39.1万/坪 (34.5年/89.5坪) | 39.0万/坪 (33.2年/74.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日宇駅 99.9 万/坪(昨年同期比 +135.4 %)
日宇駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.9万円/坪(30.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +135.4%( +57.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.8年(昨年 30.2年から -47.8 %減)。平均土地面積は 56.3 坪 (昨年 122.9 坪から -54.2 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 79.5 坪から -61.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 30.2 年 → 2019年 15.8 年、-47.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 50.0 %)
佐世保駅 34.5 万/坪(昨年同期比 -11.7 %)
佐世保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.5万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -11.7%( -4.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -55.0%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.8年(昨年 34.5年から +32.6 %増)。平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 89.5 坪から -56.0 %減)。平均建物面積は 45.5 坪 (昨年 60.6 坪から -24.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 25.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 34.5 年 → 2019年 45.8 年、+32.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 56.2 % → 2019年 75.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示