JR羽越本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年4月〜6月期のJR羽越本線 (小砂川駅秋田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.4万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +5.0%( +2.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 62 件(1年前(2021年)に比べて -38.6%( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 27.9年(昨年 26.9年から +3.5 %増)。平均土地面積は 99.0 坪 (昨年 98.6 坪から +0.5 %増)。平均建物面積は 59.1 坪 (昨年 56.9 坪から +4.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。羽後牛島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西目駅で昨年に比べ +247.9 %、坪単価は 41.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(西目駅羽後牛島駅)は +134.3 %(坪単価 +19.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(岩城みなと駅新屋駅)は -69.6 %(坪単価 -41.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.0 % → 2022年 32.7 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 22.7 % → 2022年 16.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 35.2 % → 2022年 36.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった羽後牛島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +20.7%( +9.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -69.2%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -60.9%( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR羽越本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR羽越本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
小砂川駅4.8万/坪
(36.3年/124坪)
--
上浜駅---
象潟駅-68.9万/坪
(0.25年/75.6坪)
4.7万/坪
(27.3年/90.8坪)
金浦駅1.3万/坪
(54.3年/96.8坪)
-53.9万/坪
(3.3年/60.5坪)
仁賀保駅-48.7万/坪
(17.0年/97.6坪)
38.5万/坪
(24.6年/128坪)
西目駅41.3万/坪
(42.3年/93.8坪)
11.9万/坪
(36.8年/124坪)
-
羽後本荘駅42.6万/坪
(25.6年/93.9坪)
43.5万/坪
(16.7年/113坪)
20.8万/坪
(26.7年/136坪)
羽後岩谷駅-49.4万/坪
(27.3年/89.2坪)
-
羽後亀田駅---
岩城みなと駅16.5万/坪
(28.3年/296坪)
76.6万/坪
(0.25年/84.7坪)
-
道川駅---
下浜駅---
桂根駅--19.8万/坪
(9.3年/81.7坪)
新屋駅14.9万/坪
(36.3年/75.6坪)
38.0万/坪
(27.5年/97.2坪)
28.7万/坪
(29.1年/109坪)
羽後牛島駅52.1万/坪
(24.5年/60.9坪)
43.1万/坪
(30.0年/79.1坪)
50.3万/坪
(21.7年/82.6坪)
秋田駅52.0万/坪
(27.3年/103坪)
45.4万/坪
(28.6年/105坪)
58.3万/坪
(20.8年/78.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

西目駅41.3 万/坪(昨年同期比 +247.9 %)

西目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +247.9%( +29.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 42.3年(昨年 36.8年から +15.0 %増)。平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 124.0 坪から -24.4 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 46.1 坪から -21.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 19.5 分 → 2022年 8.0 分、-59.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 36.8 年 → 2022年 42.3 年、+15.0 %と増加)

羽後牛島駅52.1 万/坪(昨年同期比 +20.7 %)

羽後牛島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.1万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +20.7%( +9.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -69.2%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.5年(昨年 30.0年から -18.2 %減)。平均土地面積は 60.9 坪 (昨年 79.1 坪から -23.1 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 43.9 坪から -32.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 30.0 年 → 2022年 24.5 年、-18.2 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 17.4 % → 2022年 37.5 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.3 分 → 2022年 24.0 分、+31.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 43.5 % → 2022年 50.0 %)

岩城みなと駅16.5 万/坪(昨年同期比 -78.4 %)

岩城みなと駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -78.4%( -60.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 28.3年(昨年 0.3年から +11116.3 %増)。平均土地面積は 296.5 坪 (昨年 84.7 坪から +250.0 %増)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 28.7 坪から +215.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 0.3 年 → 2022年 28.3 年、+11116.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.0 分 → 2022年 16.0 分、+33.3 %と大きく増加)

新屋駅14.9 万/坪(昨年同期比 -60.9 %)

新屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -60.9%( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.3年(昨年 27.5年から +32.1 %増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 97.2 坪から -22.2 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 39.1 坪から -7.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 21.8 分 → 2022年 13.0 分、-40.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 27.5 年 → 2022年 36.3 年、+32.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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