JR奥羽本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR奥羽本線 (院内駅陣場駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.3万円/坪(13.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +9.0%( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 173 件(1年前(2018年)に比べて -10.8%( -21件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 23.7年(昨年 24.4年から -2.9 %減)。平均土地面積は 101.7 坪 (昨年 100.2 坪から +1.5 %増)。平均建物面積は 53.4 坪 (昨年 50.8 坪から +5.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。湯沢駅十文字駅四ツ小屋駅東能代駅鷹ノ巣駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは森岳駅で昨年に比べ +438.8 %、坪単価は 68.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(森岳駅和田駅)は +284.1 %(坪単価 +41.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大久保駅飯詰駅)は -88.2 %(坪単価 -38.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.5 % → 2019年 20.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.7 % → 2019年 13.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 31.6 % → 2019年 37.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 4.6 % → 2019年 3.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった四ツ小屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.9万円/坪(26.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +42.7%( +25.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大久保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -95.7%( -60.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR奥羽本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR奥羽本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
院内駅0.19万/坪
(50.8年/218坪)
--
横堀駅-37.3万/坪
(12.8年/121坪)
17.0万/坪
(15.3年/86.2坪)
三関駅0.8万/坪
(0年/242坪)
--
上湯沢駅---
湯沢駅23.7万/坪
(24.8年/105坪)
16.0万/坪
(27.6年/133坪)
13.8万/坪
(35.4年/141坪)
下湯沢駅-9.9万/坪
(23.8年/81.7坪)
-
十文字駅31.3万/坪
(21.1年/182坪)
21.1万/坪
(24.4年/155坪)
35.0万/坪
(23.9年/147坪)
醍醐駅-5.0万/坪
(38.8年/303坪)
-
柳田駅-8.5万/坪
(53.8年/70.3坪)
-
横手駅41.0万/坪
(26.7年/106坪)
38.8万/坪
(25.4年/111坪)
47.3万/坪
(15.0年/102坪)
後三年駅1.9万/坪
(51.8年/139坪)
-4.0万/坪
(52.8年/142坪)
飯詰駅4.1万/坪
(28.8年/145坪)
21.3万/坪
(21.8年/57.5坪)
2.1万/坪
(43.1年/129坪)
大曲駅42.6万/坪
(23.6年/96.0坪)
56.1万/坪
(20.2年/102坪)
21.9万/坪
(18.8年/197坪)
神宮寺駅7.1万/坪
(25.8年/119坪)
-
刈和野駅32.0万/坪
(18.8年/87.7坪)
-4.1万/坪
(46.8年/454坪)
峰吉川駅--3.7万/坪
(24.8年/299坪)
羽後境駅18.0万/坪
(44.8年/165坪)
-6.3万/坪
(40.8年/160坪)
大張野駅---
和田駅49.6万/坪
(17.8年/60.5坪)
21.6万/坪
(19.8年/92.3坪)
-
四ツ小屋駅85.9万/坪
(18.9年/114坪)
60.2万/坪
(12.8年/108坪)
77.8万/坪
(0.25年/53.2坪)
秋田駅61.0万/坪
(19.1年/72.2坪)
53.5万/坪
(25.4年/83.5坪)
45.2万/坪
(24.2年/76.7坪)
泉外旭川駅---
土崎駅35.6万/坪
(22.4年/89.8坪)
51.7万/坪
(17.1年/63.7坪)
53.3万/坪
(17.0年/95.8坪)
上飯島駅34.8万/坪
(23.3年/130坪)
49.9万/坪
(26.1年/77.4坪)
45.9万/坪
(21.8年/75.6坪)
追分駅38.4万/坪
(14.9年/111坪)
47.8万/坪
(9.4年/62.5坪)
11.3万/坪
(32.8年/84.7坪)
大久保駅2.7万/坪
(31.8年/192坪)
63.1万/坪
(-0.25年/81.7坪)
9.0万/坪
(32.8年/271坪)
羽後飯塚駅---
井川さくら駅---
八郎潟駅-2.8万/坪
(46.8年/85.1坪)
1.6万/坪
(0年/69.6坪)
鯉川駅---
鹿渡駅--
森岳駅68.4万/坪
(-0.25年/106坪)
12.7万/坪
(38.8年/227坪)
-
北金岡駅2.8万/坪
(49.8年/172坪)
--
東能代駅68.9万/坪
(-0.25年/78.7坪)
44.8万/坪
(10.8年/218坪)
7.0万/坪
(15.8年/212坪)
鶴形駅---
富根駅---
二ツ井駅-7.0万/坪
(38.8年/52.9坪)
-
前山駅---
鷹ノ巣駅18.1万/坪
(32.3年/80.9坪)
10.6万/坪
(28.6年/194坪)
10.4万/坪
(30.0年/73.0坪)
糠沢駅---
早口駅-14.7万/坪
(26.8年/99.8坪)
-
下川沿駅-67.4万/坪
(10.8年/218坪)
10.2万/坪
(33.8年/96.8坪)
大館駅27.5万/坪
(28.8年/121坪)
23.0万/坪
(29.0年/89.8坪)
21.4万/坪
(29.3年/102坪)
白沢駅1.0万/坪
(56.8年/321坪)
-5.1万/坪
(44.8年/81.7坪)
陣場駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

森岳駅68.4 万/坪(昨年同期比 +438.8 %)

森岳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.4万円/坪(20.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +438.8%( +55.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は -0.2年(昨年 38.8年から -100.6 %減)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 226.9 坪から -53.3 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 37.8 坪から +16.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 38.8 年 → 2019年 -0.2 年、-100.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 30.0 分 → 2019年 60.0 分、+100.0 %と大きく増加)

和田駅49.6 万/坪(昨年同期比 +129.3 %)

和田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +129.3%( +28.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.8年(昨年 19.8年から -10.1 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 92.3 坪から -34.4 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 37.8 坪から -20.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 19.8 年 → 2019年 17.8 年、-10.1 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.5 分 → 2019年 6.0 分、-63.6 %と大きく減少)

大久保駅2.7 万/坪(昨年同期比 -95.7 %)

大久保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -95.7%( -60.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 31.8年(昨年 -0.2年から -12986.1 %減)。平均土地面積は 192.1 坪 (昨年 81.7 坪から +135.2 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 33.3 坪から +2.3 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 -0.2 年 → 2019年 31.8 年、-12986.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.0 分 → 2019年 20.5 分、+70.8 %と大きく増加)

飯詰駅4.1 万/坪(昨年同期比 -80.6 %)

飯詰駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -80.6%( -17.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.8年(昨年 21.8年から +32.2 %増)。平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 57.5 坪から +152.6 %増)。平均建物面積は 152.8 坪 (昨年 42.4 坪から +260.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 21.8 年 → 2019年 28.8 年、+32.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 30.0 分 → 2019年 60.0 分、+100.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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