JR磐越西線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期のJR磐越西線 (郡山駅徳沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.3万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.8%( -1.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 126 件(1年前(2018年)に比べて +13.5%( +15件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 22.1年(昨年 25.0年から -11.5 %減)。平均土地面積は 115.2 坪 (昨年 96.1 坪から +19.8 %増)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 55.0 坪から -1.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。郡山駅翁島駅会津若松駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは野沢駅で昨年に比べ -25.9 %、坪単価は 15.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(喜多方駅)は +156.8 %(坪単価 +23.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(野沢駅)は -25.9 %(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 25.0 年 → 2019年 22.1 年、-11.5 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.8 % → 2019年 31.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 24.8 % → 2019年 19.5 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 40.4 分 → 2019年 45.3 分、+12.1 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 34.7 % → 2019年 38.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.3万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -10.4%( -6.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 95 件(1年前(2018年)に比べて +37.7%( +26件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった野沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.9%( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR磐越西線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR磐越西線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
郡山駅55.3万/坪
(19.8年/109坪)
61.7万/坪
(22.4年/84.6坪)
65.6万/坪
(17.4年/89.8坪)
郡山富田駅-71.9万/坪
(8.3年/72.6坪)
-
喜久田駅-34.3万/坪
(0年/157坪)
-
安子ケ島駅---
磐梯熱海駅--8.1万/坪
(39.8年/35.5坪)
中山宿駅---
上戸駅-2.0万/坪
(0年/224坪)
6.6万/坪
(22.3年/56.0坪)
猪苗代湖畔駅---
関都駅---
川桁駅---
猪苗代駅-8.0万/坪
(41.3年/69.6坪)
22.7万/坪
(45.8年/197坪)
翁島駅22.0万/坪
(29.3年/363坪)
26.4万/坪
(20.3年/333坪)
4.0万/坪
(54.3年/275坪)
磐梯町駅---
東長原駅---
広田駅---
会津若松駅35.9万/坪
(31.5年/118坪)
43.0万/坪
(28.3年/99.9坪)
69.6万/坪
(12.2年/68.5坪)
堂島駅---
笈川駅--60.1万/坪
(0.25年/215坪)
塩川駅69.6万/坪
(0.25年/66.6坪)
-38.1万/坪
(0年/159坪)
姥堂駅---
会津豊川駅---
喜多方駅39.1万/坪
(0.25年/144坪)
15.2万/坪
(45.7年/86.5坪)
21.2万/坪
(34.8年/99.5坪)
山都駅---
荻野駅---
尾登駅---
野沢駅15.0万/坪
(38.8年/224坪)
20.2万/坪
(17.8年/200坪)
-
上野尻駅---
徳沢駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

喜多方駅39.1 万/坪(昨年同期比 +156.8 %)

喜多方駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.1万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +156.8%( +23.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.3年(昨年 45.7年から -99.4 %減)。平均土地面積は 144.2 坪 (昨年 86.5 坪から +66.7 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 50.5 坪から -31.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 45.7 年 → 2019年 0.3 年、-99.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 21.2 分 → 2019年 25.7 分、+21.1 %と大きく増加)

野沢駅15.0 万/坪(昨年同期比 -25.9 %)

野沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.9%( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 38.8年(昨年 17.8年から +118.3 %増)。平均土地面積は 223.9 坪 (昨年 199.7 坪から +12.1 %増)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 71.1 坪から -46.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 17.8 年 → 2019年 38.8 年、+118.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 14.0 分 → 2019年 16.5 分、+17.9 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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