JR越美北線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年7月〜9月期のJR越美北線 (福井駅九頭竜湖駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.9万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -6.1%( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 32 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 33.7年(昨年 32.2年から +4.5 %増)。平均土地面積は 90.0 坪 (昨年 80.6 坪から +11.6 %増)。平均建物面積は 62.4 坪 (昨年 53.8 坪から +15.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。越前東郷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは越前東郷駅で昨年に比べ +28.3 %、坪単価は 37.8 万円/坪となった。

上位 1 駅(越前東郷駅)は +28.3 %(坪単価 +8.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(越前大野駅)は -80.9 %(坪単価 -26.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 42.2 分 → 2022年 30.6 分、-27.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 47.5 % → 2022年 44.8 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.1 % → 2022年 3.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 27.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった越前東郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +28.3%( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった越前大野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -80.9%( -26.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR越美北線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR越美北線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
福井駅36.6万/坪
(33.9年/81.8坪)
35.2万/坪
(32.5年/80.3坪)
44.5万/坪
(30.2年/113坪)
越前花堂駅---
六条駅---
足羽駅---
越前東郷駅37.8万/坪
(26.5年/121坪)
29.5万/坪
(34.5年/46.9坪)
-
市波駅---
小和清水駅---
美山駅---
越前薬師駅---
越前大宮駅---
計石駅---
牛ケ原駅---
北大野駅---
越前大野駅6.3万/坪
(34.5年/51.9坪)
33.1万/坪
(17.5年/130坪)
-
越前田野駅---
越前富田駅--6.0万/坪
(31.5年/212坪)
下唯野駅8.0万/坪
(32.5年/393坪)
--
柿ケ島駅---
九頭竜湖駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

越前東郷駅37.8 万/坪(昨年同期比 +28.3 %)

越前東郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +28.3%( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 26.5年(昨年 34.5年から -23.2 %減)。平均土地面積は 121.0 坪 (昨年 46.9 坪から +158.1 %増)。平均建物面積は 63.5 坪 (昨年 33.3 坪から +90.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 34.5 年 → 2022年 26.5 年、-23.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 8.0 分 → 2022年 3.0 分、-62.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

越前大野駅6.3 万/坪(昨年同期比 -80.9 %)

越前大野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -80.9%( -26.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 34.5年(昨年 17.5年から +97.1 %増)。平均土地面積は 51.9 坪 (昨年 130.1 坪から -60.1 %減)。平均建物面積は 34.3 坪 (昨年 15.1 坪から +126.7 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 17.5 年 → 2022年 34.5 年、+97.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 28.7 分、+218.5 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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