沖縄ゆいレール 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の沖縄ゆいレール (那覇空港駅てだこ浦西駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -4.7%( -5.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 77 件(1年前(2018年)に比べて -17.2%( -16件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 34.0年(昨年 31.6年から +7.4 %増)。平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 69.0 坪から +18.9 %増)。平均建物面積は 88.0 坪 (昨年 107.0 坪から -17.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。牧志駅おもろまち駅古島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは古島駅で昨年に比べ +54.1 %、坪単価は 229 万円/坪となった。

上位 2 駅(古島駅おもろまち駅)は +42.0 %(坪単価 +55.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(儀保駅赤嶺駅)は -46.2 %(坪単価 -76.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.6 % → 2019年 30.4 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 10.0 分 → 2019年 11.6 分、+15.7 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 37.6 % → 2019年 47.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 5.9 % → 2019年 4.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった古島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +54.1%( +80.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった儀保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.3万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -59.4%( -107.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

沖縄ゆいレール(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
沖縄ゆいレール現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
那覇空港駅---
赤嶺駅90.7万/坪
(24.0年/68.1坪)
136万/坪
(14.3年/60.5坪)
67.0万/坪
(30.4年/93.8坪)
小禄駅103万/坪
(25.2年/60.5坪)
87.3万/坪
(20.1年/124坪)
79.1万/坪
(20.0年/96.8坪)
奥武山公園駅98.5万/坪
(45.5年/61.5坪)
90.3万/坪
(30.8年/54.5坪)
67.8万/坪
(41.8年/245坪)
壺川駅77.3万/坪
(39.4年/188坪)
80.8万/坪
(32.5年/94.8坪)
66.6万/坪
(38.7年/74.6坪)
旭橋駅111万/坪
(35.9年/99.1坪)
160万/坪
(36.8年/72.9坪)
62.8万/坪
(34.0年/57.1坪)
県庁前駅126万/坪
(34.9年/32.3坪)
114万/坪
(39.6年/66.7坪)
136万/坪
(31.8年/57.6坪)
美栄橋駅112万/坪
(37.3年/83.9坪)
104万/坪
(35.9年/44.0坪)
76.5万/坪
(39.1年/40.4坪)
牧志駅132万/坪
(26.0年/66.6坪)
102万/坪
(23.6年/39.8坪)
159万/坪
(48.9年/37.2坪)
安里駅78.8万/坪
(37.8年/57.8坪)
103万/坪
(36.6年/61.8坪)
83.8万/坪
(26.8年/79.1坪)
おもろまち駅135万/坪
(21.5年/55.5坪)
104万/坪
(15.4年/79.3坪)
203万/坪
(7.3年/52.2坪)
古島駅229万/坪
(47.2年/198坪)
148万/坪
(21.3年/76.1坪)
97.9万/坪
(31.0年/79.0坪)
市立病院前駅88.6万/坪
(34.5年/64.3坪)
111万/坪
(9.4年/99.1坪)
110万/坪
(16.8年/55.5坪)
儀保駅73.3万/坪
(35.7年/123坪)
181万/坪
(27.0年/49.9坪)
106万/坪
(21.0年/68.3坪)
首里駅105万/坪
(21.2年/118坪)
93.0万/坪
(23.7年/200坪)
117万/坪
(25.8年/72.3坪)
石嶺駅---
経塚駅-70.5万/坪
(43.3年/63.5坪)
-
浦添前田駅---
てだこ浦西駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

古島駅228.6 万/坪(昨年同期比 +54.1 %)

古島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +54.1%( +80.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 47.2年(昨年 21.3年から +121.1 %増)。平均土地面積は 197.6 坪 (昨年 76.1 坪から +159.6 %増)。平均建物面積は 101.8 坪 (昨年 78.7 坪から +29.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 21.3 分 → 2019年 6.7 分、-68.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 21.3 年 → 2019年 47.2 年、+121.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

おもろまち駅134.6 万/坪(昨年同期比 +30.0 %)

おもろまち駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 135万円/坪(40.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +30.0%( +31.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.5年(昨年 15.4年から +40.1 %増)。平均土地面積は 55.5 坪 (昨年 79.3 坪から -30.0 %減)。平均建物面積は 37.3 坪 (昨年 166.7 坪から -77.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.4 年 → 2019年 21.5 年、+40.1 %と大きく増加)

儀保駅73.3 万/坪(昨年同期比 -59.4 %)

儀保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.3万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -59.4%( -107.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 35.7年(昨年 27.0年から +32.1 %増)。平均土地面積は 123.4 坪 (昨年 49.9 坪から +147.3 %増)。平均建物面積は 149.2 坪 (昨年 39.3 坪から +279.5 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 27.0 年 → 2019年 35.7 年、+32.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 66.7 %)

赤嶺駅90.7 万/坪(昨年同期比 -33.1 %)

赤嶺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.7万円/坪(27.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -33.1%( -44.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.0年(昨年 14.3年から +68.1 %増)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 60.5 坪から +12.5 %増)。平均建物面積は 80.4 坪 (昨年 37.8 坪から +112.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 40.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 14.3 年 → 2019年 24.0 年、+68.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.3 分 → 2019年 15.3 分、+84.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 20.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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