JR羽越本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR羽越本線 (新津駅府屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.8万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.2%( -0.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 65 件(1年前(2018年)に比べて -8.5%( -6件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 31.1年(昨年 31.3年から -0.4 %減)。平均土地面積は 90.2 坪 (昨年 103.1 坪から -12.5 %減)。平均建物面積は 47.1 坪 (昨年 56.5 坪から -16.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。新津駅村上駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは村上駅で昨年に比べ +46.2 %、坪単価は 21.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(村上駅新津駅)は +45.6 %(坪単価 +9.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(岩船町駅中条駅)は -71.9 %(坪単価 -10.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 28.8 分 → 2019年 25.9 分、-10.1 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.8 % → 2019年 4.6 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 38.5 % → 2019年 35.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.4 % → 2019年 41.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.2万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +45.0%( +12.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -18.8%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった岩船町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.23万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -93.5%( -11.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR羽越本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR羽越本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新津駅41.2万/坪
(27.3年/81.3坪)
28.4万/坪
(31.0年/74.9坪)
43.7万/坪
(26.2年/73.0坪)
京ケ瀬駅12.9万/坪
(35.8年/93.8坪)
-34.0万/坪
(10.3年/118坪)
水原駅22.7万/坪
(33.8年/111坪)
19.7万/坪
(27.8年/105坪)
28.9万/坪
(20.8年/70.3坪)
神山駅---
月岡駅-17.4万/坪
(36.1年/148坪)
-
中浦駅16.5万/坪
(0年/393坪)
-9.3万/坪
(52.3年/203坪)
新発田駅35.7万/坪
(26.0年/85.7坪)
36.8万/坪
(31.7年/113坪)
44.8万/坪
(23.5年/74.5坪)
加治駅21.1万/坪
(33.4年/47.9坪)
19.5万/坪
(35.8年/217坪)
4.8万/坪
(43.3年/200坪)
金塚駅---
中条駅9.0万/坪
(45.8年/52.9坪)
18.2万/坪
(33.4年/134坪)
7.4万/坪
(33.5年/79.4坪)
平木田駅5.7万/坪
(61.8年/98.3坪)
--
坂町駅33.5万/坪
(22.3年/69.6坪)
43.1万/坪
(21.8年/92.3坪)
16.6万/坪
(24.1年/178坪)
平林駅1.8万/坪
(22.8年/42.4坪)
-9.0万/坪
(0年/97.6坪)
岩船町駅0.8万/坪
(28.8年/163坪)
11.8万/坪
(26.8年/49.9坪)
-
村上駅21.1万/坪
(32.3年/75.6坪)
14.4万/坪
(33.8年/57.8坪)
12.2万/坪
(34.8年/141坪)
間島駅---
越後早川駅---
桑川駅---
今川駅---
越後寒川駅---
勝木駅6.1万/坪
(42.8年/103坪)
-10.7万/坪
(18.8年/157坪)
府屋駅0.3万/坪
(57.8年/72.6坪)
--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

村上駅21.1 万/坪(昨年同期比 +46.2 %)

村上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.1万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +46.2%( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.3年(昨年 33.8年から -4.2 %減)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 57.8 坪から +30.9 %増)。平均建物面積は 36.7 坪 (昨年 39.6 坪から -7.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.0 % → 2019年 57.1 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 17.8 分 → 2019年 22.9 分、+28.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 28.6 %)

新津駅41.2 万/坪(昨年同期比 +45.0 %)

新津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.2万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +45.0%( +12.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて -18.8%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 27.3年(昨年 31.0年から -11.9 %減)。平均土地面積は 81.3 坪 (昨年 74.9 坪から +8.6 %増)。平均建物面積は 53.4 坪 (昨年 58.6 坪から -8.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 31.0 年 → 2019年 27.3 年、-11.9 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.7 % → 2019年 22.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 38.5 % → 2019年 22.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.8 分 → 2019年 17.6 分、+38.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 46.2 % → 2019年 55.6 %)

岩船町駅0.8 万/坪(昨年同期比 -93.5 %)

岩船町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.23万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -93.5%( -11.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 28.8年(昨年 26.8年から +7.5 %増)。平均土地面積は 163.4 坪 (昨年 49.9 坪から +227.3 %増)。平均建物面積は 57.5 坪 (昨年 33.3 坪から +72.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

中条駅9.0 万/坪(昨年同期比 -50.4 %)

中条駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -50.4%( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 45.8年(昨年 33.4年から +36.9 %増)。平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 133.7 坪から -60.4 %減)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 34.0 坪から +60.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 33.4 年 → 2019年 45.8 年、+36.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 25.8 分 → 2019年 30.0 分、+16.3 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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