JR白新線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR白新線 (新潟駅新発田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.0万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -1.4%( -0.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 557 件(1年前(2019年)に比べて +1.5%( +8件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 23.3年(昨年 25.8年から -9.6 %減)。平均土地面積は 74.7 坪 (昨年 81.4 坪から -8.2 %減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 58.2 坪から -14.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大形駅早通駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは早通駅で昨年に比べ +76.7 %、坪単価は 49.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(早通駅大形駅)は +59.0 %(坪単価 +18.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西新発田駅豊栄駅)は -23.8 %(坪単価 -13.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 21.3 % → 2020年 26.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 35.5 % → 2020年 31.6 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 2.3 % → 2020年 1.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった佐々木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.5万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -10.4%( -8.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2019年)に比べて +46.2%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.8万円/坪(10.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -10.5%( -4.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2019年)に比べて +12.0%( +3件/坪)と好調に推移しています。)。

JR白新線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR白新線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
新潟駅61.1万/坪
(23.5年/71.6坪)
60.8万/坪
(25.7年/74.5坪)
58.6万/坪
(25.4年/83.4坪)
東新潟駅59.8万/坪
(19.6年/82.6坪)
57.8万/坪
(20.1年/83.9坪)
49.6万/坪
(28.9年/84.6坪)
大形駅53.2万/坪
(19.3年/68.3坪)
37.7万/坪
(35.1年/91.2坪)
68.7万/坪
(23.3年/115坪)
新崎駅35.8万/坪
(26.7年/71.8坪)
40.0万/坪
(22.0年/60.1坪)
31.0万/坪
(32.0年/97.3坪)
早通駅49.4万/坪
(19.5年/61.0坪)
28.0万/坪
(31.0年/155坪)
33.6万/坪
(24.8年/68.6坪)
豊栄駅35.9万/坪
(30.0年/84.8坪)
44.5万/坪
(27.0年/79.5坪)
52.6万/坪
(17.2年/76.7坪)
黒山駅28.8万/坪
(0年/322坪)
-15.2万/坪
(32.5年/303坪)
佐々木駅71.5万/坪
(16.1年/95.6坪)
79.8万/坪
(25.5年/167坪)
28.8万/坪
(24.7年/186坪)
西新発田駅48.6万/坪
(16.7年/101坪)
67.6万/坪
(14.4年/84.4坪)
37.2万/坪
(37.1年/103坪)
新発田駅39.8万/坪
(27.1年/71.1坪)
41.2万/坪
(24.4年/92.9坪)
38.9万/坪
(24.2年/108坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

早通駅49.4 万/坪(昨年同期比 +76.7 %)

早通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.4万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +76.7%( +21.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +66.7%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.5年(昨年 31.0年から -37.0 %減)。平均土地面積は 61.0 坪 (昨年 155.0 坪から -60.7 %減)。平均建物面積は 33.8 坪 (昨年 87.9 坪から -61.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 31.0 年 → 2020年 19.5 年、-37.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 13.7 分 → 2020年 11.3 分、-17.0 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 35.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 36.4 % → 2020年 5.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 45.5 % → 2020年 58.8 %)

大形駅53.2 万/坪(昨年同期比 +41.3 %)

大形駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.2万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +41.3%( +15.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2019年)に比べて +48.3%( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.3年(昨年 35.1年から -45.0 %減)。平均土地面積は 68.3 坪 (昨年 91.2 坪から -25.1 %減)。平均建物面積は 37.9 坪 (昨年 60.6 坪から -37.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 35.1 年 → 2020年 19.3 年、-45.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.0 % → 2020年 29.7 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 60.0 % → 2020年 16.2 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 27.0 %)

西新発田駅48.6 万/坪(昨年同期比 -28.1 %)

西新発田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.6万円/坪(14.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -28.1%( -19.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて +20.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.7年(昨年 14.4年から +16.2 %増)。平均土地面積は 100.8 坪 (昨年 84.4 坪から +19.5 %増)。平均建物面積は 56.5 坪 (昨年 40.3 坪から +40.2 %増)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 45.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 14.4 年 → 2020年 16.7 年、+16.2 %と増加)

豊栄駅35.9 万/坪(昨年同期比 -19.5 %)

豊栄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.9万円/坪(10.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -19.5%( -8.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 36 件(1年前(2019年)に比べて -10.0%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 30.0年(昨年 27.0年から +11.3 %増)。平均土地面積は 84.8 坪 (昨年 79.5 坪から +6.6 %増)。平均建物面積は 45.5 坪 (昨年 42.3 坪から +7.5 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 39.4 % → 2020年 39.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 27.0 年 → 2020年 30.0 年、+11.3 %と増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 22.2 分 → 2020年 25.7 分、+15.5 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 27.3 % → 2020年 32.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 21.2 % → 2020年 14.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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