妙高はねうまライン 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年7月〜9月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅直江津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.5%( -6.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 49 件(1年前(2021年)に比べて -14.0%( -8件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 31.5年(昨年 28.6年から +10.2 %増)。平均土地面積は 139.0 坪 (昨年 111.9 坪から +24.2 %増)。平均建物面積は 62.9 坪 (昨年 64.3 坪から -2.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。直江津駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北新井駅で昨年に比べ +324.1 %、坪単価は 37.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(北新井駅二本木駅)は +231.7 %(坪単価 +19.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新井駅妙高高原駅)は -58.3 %(坪単価 -16.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 29.4 分 → 2022年 25.3 分、-14.0 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.4 % → 2022年 13.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.5 % → 2022年 4.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 28.6 年 → 2022年 31.5 年、+10.2 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 24.5 % → 2022年 29.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 47.2 % → 2022年 50.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった直江津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.6万円/坪(15.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +24.7%( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった妙高高原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -58.2%( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

妙高はねうまライン(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
妙高はねうまライン現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
妙高高原駅9.7万/坪
(38.7年/252坪)
23.3万/坪
(43.3年/95.3坪)
17.3万/坪
(25.8年/174坪)
関山駅-1.9万/坪
(40.5年/115坪)
8.6万/坪
(40.2年/89.2坪)
二本木駅19.1万/坪
(29.5年/40.8坪)
8.0万/坪
(20.5年/290坪)
3.6万/坪
(37.5年/393坪)
新井駅13.9万/坪
(37.7年/150坪)
33.6万/坪
(23.9年/90.8坪)
46.3万/坪
(15.5年/298坪)
北新井駅37.3万/坪
(25.9年/203坪)
8.8万/坪
(37.5年/198坪)
28.7万/坪
(35.2年/179坪)
上越妙高駅42.7万/坪
(32.5年/337坪)
82.6万/坪
(4.5年/69.6坪)
28.0万/坪
(32.2年/131坪)
南高田駅25.2万/坪
(24.5年/164坪)
24.6万/坪
(33.0年/213坪)
48.2万/坪
(17.1年/64.1坪)
高田駅20.5万/坪
(33.6年/107坪)
27.5万/坪
(33.2年/87.6坪)
29.4万/坪
(29.4年/81.1坪)
春日山駅25.5万/坪
(32.5年/62.8坪)
42.2万/坪
(22.4年/121坪)
40.2万/坪
(28.1年/130坪)
直江津駅50.6万/坪
(23.0年/91.4坪)
40.6万/坪
(23.3年/105坪)
30.1万/坪
(28.0年/87.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

北新井駅37.3 万/坪(昨年同期比 +324.1 %)

北新井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.3万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +324.1%( +28.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.9年(昨年 37.5年から -31.1 %減)。平均土地面積は 203.4 坪 (昨年 198.1 坪から +2.7 %増)。平均建物面積は 74.1 坪 (昨年 77.9 坪から -4.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 37.5 年 → 2022年 25.9 年、-31.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 20.5 分 → 2022年 14.5 分、-29.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 33.3 %)

二本木駅19.1 万/坪(昨年同期比 +139.3 %)

二本木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.1万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +139.3%( +11.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 29.5年(昨年 20.5年から +43.9 %増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 290.4 坪から -85.9 %減)。平均建物面積は 57.5 坪 (昨年 93.8 坪から -38.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 60.0 分 → 2022年 8.0 分、-86.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 20.5 年 → 2022年 29.5 年、+43.9 %と大きく増加)

新井駅13.9 万/坪(昨年同期比 -58.5 %)

新井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -58.5%( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 37.7年(昨年 23.9年から +58.2 %増)。平均土地面積は 150.0 坪 (昨年 90.8 坪から +65.3 %増)。平均建物面積は 82.0 坪 (昨年 55.5 坪から +47.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 60.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 23.9 年 → 2022年 37.7 年、+58.2 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.3 分 → 2022年 24.0 分、+30.9 %と大きく増加)

妙高高原駅9.7 万/坪(昨年同期比 -58.2 %)

妙高高原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.7万円/坪(2.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -58.2%( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 38.7年(昨年 43.3年から -10.5 %減)。平均土地面積は 251.7 坪 (昨年 95.3 坪から +164.1 %増)。平均建物面積は 86.2 坪 (昨年 45.0 坪から +91.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 43.3 年 → 2022年 38.7 年、-10.5 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 41.5 分 → 2022年 23.0 分、-44.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 80.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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