中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅~直江津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.5万円/坪(9.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +10.8%( +3.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2021年)に比べて -17.6%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 34.6年(昨年 28.6年から +21.0 %増)。平均土地面積は 113.5 坪 (昨年 107.0 坪から +6.0 %増)。平均建物面積は 57.9 坪 (昨年 74.0 坪から -21.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。春日山駅、直江津駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南高田駅で昨年に比べ +217.8 %、坪単価は 78.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(南高田駅)は +217.8 %(坪単価 +54.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高田駅)は -49.7 %(坪単価 -19.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 35.5 % → 2022年 29.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.6 年 → 2022年 34.6 年、+21.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 20.6 分 → 2022年 24.6 分、+19.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 35.5 % → 2022年 44.4 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.7 % → 2022年 7.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.8万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +217.8%( +54.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -49.7%( -19.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +11.1%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
妙高はねうまライン | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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妙高高原駅 | - | 8.0万/坪 (35.0年/157坪) | 8.3万/坪 (22.0年/514坪) |
関山駅 | - | 12.7万/坪 (15.0年/19.7坪) | - |
二本木駅 | - | - | - |
新井駅 | 3.9万/坪 (71.0年/33.3坪) | - | 14.2万/坪 (42.0年/84.7坪) |
北新井駅 | - | 13.7万/坪 (30.5年/171坪) | - |
上越妙高駅 | - | 23.0万/坪 (22.7年/224坪) | 0.9万/坪 (45.0年/56.0坪) |
南高田駅 | 78.8万/坪 (29.5年/227坪) | 24.8万/坪 (27.5年/89.2坪) | 66.1万/坪 (4.0年/49.9坪) |
高田駅 | 20.0万/坪 (36.2年/134坪) | 39.7万/坪 (37.7年/85.5坪) | 23.9万/坪 (38.4年/155坪) |
春日山駅 | 49.5万/坪 (23.4年/88.0坪) | 43.6万/坪 (15.8年/140坪) | 64.3万/坪 (24.2年/139坪) |
直江津駅 | 30.1万/坪 (36.0年/91.2坪) | 25.2万/坪 (30.8年/69.1坪) | 39.2万/坪 (28.4年/72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
南高田駅 78.8 万/坪(昨年同期比 +217.8 %)
南高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.8万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +217.8%( +54.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 29.5年(昨年 27.5年から +7.3 %増)。平均土地面積は 226.9 坪 (昨年 89.2 坪から +154.2 %増)。平均建物面積は 77.9 坪 (昨年 30.3 坪から +157.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.5 分 → 2022年 20.0 分、+60.0 %と大きく増加)
高田駅 20.0 万/坪(昨年同期比 -49.7 %)
高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -49.7%( -19.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2021年)に比べて +11.1%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 36.2年(昨年 37.7年から -4.0 %減)。平均土地面積は 133.9 坪 (昨年 85.5 坪から +56.5 %増)。平均建物面積は 82.7 坪 (昨年 78.0 坪から +6.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 71.4 % → 2022年 55.6 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 22.0 分 → 2022年 31.7 分、+44.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示