JR中央本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年4月〜6月期のJR中央本線 (定光寺駅名古屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.0万円/坪(27.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.7%( -3.6万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 71 件(1年前(2021年)に比べて -29.7%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.3年(昨年 10.6年から +25.5 %増)。平均土地面積は 72.8 坪 (昨年 61.4 坪から +18.6 %増)。平均建物面積は 66.5 坪 (昨年 57.6 坪から +15.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。千種駅鶴舞駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千種駅で昨年に比べ +81.1 %、坪単価は 138 万円/坪となった。

上位 2 駅(千種駅鶴舞駅)は +68.3 %(坪単価 +48.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大曽根駅勝川駅)は -35.1 %(坪単価 -36.5 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 10.6 年 → 2022年 13.3 年、+25.5 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 58.6 % → 2022年 46.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.1 % → 2022年 9.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった千種駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +81.1%( +61.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -34.4%( -34.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR中央本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR中央本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
定光寺駅---
高蔵寺駅81.7万/坪
(13.8年/67.4坪)
79.3万/坪
(8.7年/69.5坪)
79.1万/坪
(16.8年/68.8坪)
神領駅105万/坪
(2.8年/73.5坪)
107万/坪
(2.3年/56.5坪)
122万/坪
(13.3年/64.0坪)
春日井駅99.9万/坪
(10.3年/70.7坪)
99.3万/坪
(5.9年/45.4坪)
86.0万/坪
(14.3年/42.5坪)
勝川駅66.3万/坪
(17.5年/77.9坪)
101万/坪
(8.6年/79.0坪)
102万/坪
(0.8年/39.2坪)
新守山駅85.1万/坪
(11.6年/52.9坪)
91.0万/坪
(9.0年/70.5坪)
89.1万/坪
(12.0年/44.1坪)
大曽根駅68.6万/坪
(34.1年/151坪)
107万/坪
(21.5年/51.7坪)
104万/坪
(8.8年/31.0坪)
千種駅138万/坪
(3.3年/21.2坪)
76.3万/坪
(35.0年/17.8坪)
108万/坪
(19.3年/18.2坪)
鶴舞駅96.8万/坪
(16.3年/78.7坪)
62.3万/坪
(26.3年/92.3坪)
104万/坪
(30.0年/69.2坪)
金山駅52.7万/坪
(43.3年/60.5坪)
-41.8万/坪
(34.3年/84.7坪)
名古屋駅115万/坪
(38.8年/28.0坪)
156万/坪
(35.8年/71.5坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

千種駅138.2 万/坪(昨年同期比 +81.1 %)

千種駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +81.1%( +61.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 3.3年(昨年 35.0年から -90.7 %減)。平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 17.8 坪から +19.1 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 25.7 坪から +29.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 35.0 年 → 2022年 3.3 年、-90.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.8 分 → 2022年 10.0 分、-21.6 %と大きく減少)

鶴舞駅96.8 万/坪(昨年同期比 +55.4 %)

鶴舞駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.8万円/坪(29.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +55.4%( +34.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 16.3年(昨年 26.3年から -38.1 %減)。平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 92.3 坪から -14.8 %減)。平均建物面積は 423.5 坪 (昨年 208.7 坪から +102.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 26.3 年 → 2022年 16.3 年、-38.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.0 分 → 2022年 6.0 分、-45.5 %と大きく減少)

大曽根駅68.6 万/坪(昨年同期比 -35.8 %)

大曽根駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.6万円/坪(20.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.8%( -38.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 34.1年(昨年 21.5年から +58.7 %増)。平均土地面積は 151.3 坪 (昨年 51.7 坪から +192.4 %増)。平均建物面積は 197.1 坪 (昨年 135.5 坪から +45.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 6.4 分 → 2022年 4.0 分、-37.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 40.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 21.5 年 → 2022年 34.1 年、+58.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 40.0 %)

勝川駅66.3 万/坪(昨年同期比 -34.4 %)

勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.3万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -34.4%( -34.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.5年(昨年 8.6年から +104.4 %増)。平均土地面積は 77.9 坪 (昨年 79.0 坪から -1.4 %減)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 47.6 坪から +27.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 8.6 年 → 2022年 17.5 年、+104.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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