JR中央本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期のJR中央本線 (定光寺駅名古屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -3.4%( -3.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 92 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 13.3年(昨年 10.5年から +26.8 %増)。平均土地面積は 58.9 坪 (昨年 55.6 坪から +6.0 %増)。平均建物面積は 49.5 坪 (昨年 43.5 坪から +13.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。名古屋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは名古屋駅で昨年に比べ +88.4 %、坪単価は 452 万円/坪となった。

上位 2 駅(名古屋駅高蔵寺駅)は +49.4 %(坪単価 +110.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大曽根駅鶴舞駅)は -39.8 %(坪単価 -55.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 23.0 分 → 2022年 19.1 分、-16.9 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.2 % → 2022年 3.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.2 % → 2022年 1.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 10.5 年 → 2022年 13.3 年、+26.8 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 65.1 % → 2022年 55.6 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.1 % → 2022年 22.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 452万円/坪(137万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +88.4%( +212.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鶴舞駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -39.0%( -46.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR中央本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR中央本線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
定光寺駅8.3万/坪
(0年/130坪)
--
高蔵寺駅84.3万/坪
(13.6年/89.6坪)
76.4万/坪
(11.7年/61.3坪)
80.8万/坪
(8.8年/69.9坪)
神領駅88.4万/坪
(8.3年/53.1坪)
82.0万/坪
(14.0年/60.5坪)
94.0万/坪
(3.8年/52.7坪)
春日井駅90.0万/坪
(16.0年/41.7坪)
103万/坪
(9.1年/48.3坪)
86.7万/坪
(11.1年/70.4坪)
勝川駅111万/坪
(6.3年/44.6坪)
108万/坪
(8.2年/47.4坪)
125万/坪
(5.3年/63.0坪)
新守山駅96.3万/坪
(4.2年/48.1坪)
101万/坪
(7.6年/42.6坪)
96.3万/坪
(0.7年/41.1坪)
大曽根駅94.8万/坪
(24.5年/52.2坪)
159万/坪
(0.3年/27.2坪)
97.4万/坪
(22.4年/43.1坪)
千種駅73.0万/坪
(34.7年/47.4坪)
--
鶴舞駅71.9万/坪
(12.5年/53.7坪)
118万/坪
(0年/18.2坪)
135万/坪
(16.0年/44.4坪)
金山駅--127万/坪
(20.8年/115坪)
名古屋駅452万/坪
(33.5年/30.3坪)
240万/坪
(25.3年/153坪)
650万/坪
(44.5年/194坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

名古屋駅452.5 万/坪(昨年同期比 +88.4 %)

名古屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 452万円/坪(137万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +88.4%( +212.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 33.5年(昨年 25.3年から +32.7 %増)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 152.8 坪から -80.2 %減)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 202.7 坪から -83.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.2 分 → 2022年 5.5 分、-24.1 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 25.3 年 → 2022年 33.5 年、+32.7 %と大きく増加)

高蔵寺駅84.3 万/坪(昨年同期比 +10.3 %)

高蔵寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.3万円/坪(25.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +10.3%( +7.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2021年)に比べて +21.1%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.6年(昨年 11.7年から +16.3 %増)。平均土地面積は 89.6 坪 (昨年 61.3 坪から +46.3 %増)。平均建物面積は 36.9 坪 (昨年 41.7 坪から -11.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 34.5 分 → 2022年 26.6 分、-22.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.5 % → 2022年 31.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 11.7 年 → 2022年 13.6 年、+16.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)

大曽根駅94.8 万/坪(昨年同期比 -40.5 %)

大曽根駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.8万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -40.5%( -64.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.5年(昨年 0.3年から +7254.9 %増)。平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 27.2 坪から +91.7 %増)。平均建物面積は 124.8 坪 (昨年 26.7 坪から +367.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 12.3 分 → 2022年 7.5 分、-39.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 0.3 年 → 2022年 24.5 年、+7254.9 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)

鶴舞駅71.9 万/坪(昨年同期比 -39.0 %)

鶴舞駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -39.0%( -46.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 18.2 坪から +195.8 %増)。平均建物面積は 192.5 坪 (昨年 34.8 坪から +453.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 8.0 分 → 2022年 6.0 分、-25.0 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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