名鉄瀬戸線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜3月期の名鉄瀬戸線 (東大手駅尾張瀬戸駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.2万円/坪(28.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.7%( +6.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 91 件(1年前(2019年)に比べて +21.3%( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 11.8年から +6.4 %増)。平均土地面積は 54.2 坪 (昨年 63.6 坪から -14.7 %減)。平均建物面積は 55.3 坪 (昨年 45.1 坪から +22.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。守山自衛隊前駅小幡駅旭前駅尾張旭駅水野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは森下駅で昨年に比べ +575.0 %、坪単価は 134 万円/坪となった。

上位 2 駅(森下駅小幡駅)は +324.3 %(坪単価 +83.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(尼ケ坂駅印場駅)は -31.8 %(坪単価 -45.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 12.7 分 → 2020年 10.7 分、-15.9 %と減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 1.3 % → 2020年 4.4 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.7 % → 2020年 15.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 % → 2020年 13.1 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 2.9 % → 2020年 1.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった尾張旭駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +47.9%( +43.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった尾張瀬戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.1万円/坪(12.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -19.8%( -9.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

名鉄瀬戸線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄瀬戸線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東大手駅---
清水駅124万/坪
(11.3年/27.2坪)
119万/坪
(11.3年/21.7坪)
169万/坪
(0年/34.0坪)
尼ケ坂駅93.4万/坪
(28.0年/65.3坪)
165万/坪
(0年/21.2坪)
132万/坪
(1.0年/85.2坪)
森下駅134万/坪
(1.0年/19.7坪)
19.8万/坪
(0年/19.7坪)
-
大曽根駅97.4万/坪
(22.4年/43.1坪)
-113万/坪
(17.3年/38.4坪)
矢田駅135万/坪
(0年/31.8坪)
-114万/坪
(9.0年/37.8坪)
守山自衛隊前駅129万/坪
(0年/35.3坪)
96.8万/坪
(0.5年/53.9坪)
50.1万/坪
(17.0年/44.4坪)
瓢箪山駅104万/坪
(8.0年/37.8坪)
111万/坪
(3.0年/43.0坪)
49.6万/坪
(44.0年/60.5坪)
小幡駅124万/坪
(8.0年/47.6坪)
71.6万/坪
(23.0年/53.1坪)
94.4万/坪
(4.3年/111坪)
喜多山駅102万/坪
(5.5年/41.6坪)
99.3万/坪
(5.0年/33.3坪)
73.8万/坪
(27.3年/59.0坪)
大森・金城学院前駅82.5万/坪
(9.0年/76.0坪)
90.8万/坪
(12.7年/130坪)
91.5万/坪
(9.3年/45.8坪)
印場駅79.3万/坪
(16.2年/51.4坪)
99.1万/坪
(11.6年/83.7坪)
66.3万/坪
(22.3年/47.1坪)
旭前駅118万/坪
(2.5年/51.1坪)
76.6万/坪
(10.8年/62.2坪)
64.4万/坪
(14.5年/59.0坪)
尾張旭駅134万/坪
(0年/50.7坪)
90.9万/坪
(3.6年/79.3坪)
72.4万/坪
(17.6年/63.5坪)
三郷駅100万/坪
(6.0年/50.5坪)
98.3万/坪
(8.3年/54.8坪)
89.2万/坪
(5.8年/68.1坪)
水野駅67.9万/坪
(16.2年/53.6坪)
54.9万/坪
(26.3年/72.1坪)
104万/坪
(0.7年/42.7坪)
新瀬戸駅-53.6万/坪
(24.0年/81.7坪)
13.7万/坪
(33.4年/173坪)
瀬戸市役所前駅60.3万/坪
(26.4年/51.2坪)
59.8万/坪
(33.0年/46.9坪)
80.8万/坪
(0.5年/44.6坪)
尾張瀬戸駅40.1万/坪
(22.3年/80.0坪)
50.0万/坪
(14.7年/45.4坪)
37.1万/坪
(6.3年/38.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

森下駅133.9 万/坪(昨年同期比 +575.0 %)

森下駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +575.0%( +114.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 19.7 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 21.2 坪から +42.9 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 9.0 分 → 2020年 10.0 分、+11.1 %と増加)

小幡駅124.2 万/坪(昨年同期比 +73.5 %)

小幡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +73.5%( +52.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 8.0年(昨年 23.0年から -65.2 %減)。平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 53.1 坪から -10.3 %減)。平均建物面積は 35.5 坪 (昨年 33.3 坪から +6.8 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 23.0 年 → 2020年 8.0 年、-65.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 15.3 分 → 2020年 9.8 分、-36.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 75.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 25.0 %)

尼ケ坂駅93.4 万/坪(昨年同期比 -43.5 %)

尼ケ坂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.4万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -43.5%( -71.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 65.3 坪 (昨年 21.2 坪から +208.6 %増)。平均建物面積は 53.5 坪 (昨年 30.3 坪から +77.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 7.0 分 → 2020年 5.0 分、-28.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 25.0 %)

印場駅79.3 万/坪(昨年同期比 -20.0 %)

印場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -20.0%( -19.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 16.2年(昨年 11.6年から +39.4 %増)。平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 83.7 坪から -38.6 %減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 82.6 坪から -57.6 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 60.0 % → 2020年 66.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 11.6 年 → 2020年 16.2 年、+39.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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