名鉄河和線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜3月期の名鉄河和線 (太田川駅河和駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.4万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -19.4%( -20.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 53 件(1年前(2020年)に比べて -7.0%( -4件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 10.8年(昨年 11.4年から -5.1 %減)。平均土地面積は 66.2 坪 (昨年 87.8 坪から -24.6 %減)。平均建物面積は 41.7 坪 (昨年 68.1 坪から -38.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。上ゲ駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは青山駅で昨年に比べ +157.0 %、坪単価は 103 万円/坪となった。

上位 2 駅(青山駅上ゲ駅)は +93.2 %(坪単価 +42.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(知多武豊駅半田口駅)は -87.3 %(坪単価 -353.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.8 % → 2021年 4.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 25.5 % → 2021年 22.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.4 分 → 2021年 18.7 分、+51.7 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 17.5 % → 2021年 7.5 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.3 % → 2021年 8.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった南加木屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +10.7%( +12.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった知多武豊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -88.1%( -65.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

名鉄河和線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄河和線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
太田川駅103万/坪
(5.3年/42.1坪)
91.1万/坪
(8.6年/37.8坪)
92.0万/坪
(4.0年/52.3坪)
高横須賀駅77.1万/坪
(26.0年/36.3坪)
120万/坪
(3.1年/40.8坪)
120万/坪
(1.0年/42.4坪)
南加木屋駅124万/坪
(2.7年/90.1坪)
112万/坪
(0年/46.9坪)
98.6万/坪
(7.3年/55.5坪)
八幡新田駅94.5万/坪
(0年/36.3坪)
79.6万/坪
(12.5年/43.4坪)
104万/坪
(2.1年/66.2坪)
巽ケ丘駅-91.1万/坪
(6.8年/63.5坪)
72.3万/坪
(15.4年/55.8坪)
白沢駅42.1万/坪
(31.0年/55.2坪)
35.6万/坪
(1.0年/49.9坪)
-
坂部駅132万/坪
(4.0年/49.9坪)
--
阿久比駅40.0万/坪
(32.0年/127坪)
--
植大駅95.9万/坪
(0年/51.4坪)
87.0万/坪
(0.5年/49.9坪)
-
半田口駅101万/坪
(0年/48.4坪)
743万/坪
(10.0年/297坪)
154万/坪
(0年/52.9坪)
住吉町駅93.5万/坪
(11.2年/78.7坪)
95.2万/坪
(24.3年/143坪)
92.6万/坪
(0年/33.3坪)
知多半田駅73.9万/坪
(13.3年/85.1坪)
76.9万/坪
(10.7年/65.5坪)
70.7万/坪
(0.3年/59.0坪)
成岩駅-38.0万/坪
(25.5年/236坪)
124万/坪
(0.4年/63.2坪)
青山駅103万/坪
(0.6年/44.9坪)
40.1万/坪
(32.0年/285坪)
116万/坪
(0.5年/42.4坪)
上ゲ駅98.3万/坪
(9.4年/65.6坪)
76.0万/坪
(4.6年/58.4坪)
82.1万/坪
(10.3年/41.2坪)
知多武豊駅8.8万/坪
(43.0年/13.6坪)
74.2万/坪
(16.5年/53.2坪)
71.5万/坪
(4.0年/47.1坪)
富貴駅76.6万/坪
(0年/52.9坪)
84.5万/坪
(0.5年/52.9坪)
-
河和口駅---
河和駅18.3万/坪
(27.6年/85.6坪)
-10.8万/坪
(27.0年/33.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

青山駅103.2 万/坪(昨年同期比 +157.0 %)

青山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +157.0%( +63.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.6年(昨年 32.0年から -98.2 %減)。平均土地面積は 44.9 坪 (昨年 285.5 坪から -84.3 %減)。平均建物面積は 32.6 坪 (昨年 215.5 坪から -84.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 32.0 年 → 2021年 0.6 年、-98.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.5 分 → 2021年 16.3 分、+71.4 %と大きく増加)

上ゲ駅98.3 万/坪(昨年同期比 +29.3 %)

上ゲ駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.3万円/坪(29.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +29.3%( +22.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 9.4年(昨年 4.6年から +104.3 %増)。平均土地面積は 65.6 坪 (昨年 58.4 坪から +12.4 %増)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 38.4 坪から -7.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2020年 15.2 分 → 2021年 13.0 分、-14.5 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 4.6 年 → 2021年 9.4 年、+104.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 % → 2021年 80.0 %)

知多武豊駅8.8 万/坪(昨年同期比 -88.1 %)

知多武豊駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -88.1%( -65.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 43.0年(昨年 16.5年から +160.6 %増)。平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 53.2 坪から -74.4 %減)。平均建物面積は 13.6 坪 (昨年 32.0 坪から -57.5 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 16.5 年 → 2021年 43.0 年、+160.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 100.0 %)

半田口駅100.7 万/坪(昨年同期比 -86.4 %)

半田口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -86.4%( -642.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 10.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 297.2 坪から -83.7 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 21.2 坪から +50.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 10.0 年 → 2021年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.5 分 → 2021年 8.0 分、+45.5 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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