名鉄尾西線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の名鉄尾西線 (弥富駅玉ノ井駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.9万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -2.9%( -1.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 225 件(1年前(2018年)に比べて +3.7%( +8件/坪)と小幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.6年(昨年 12.6年から +8.2 %増)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 69.3 坪から +9.1 %増)。平均建物面積は 48.1 坪 (昨年 42.0 坪から +14.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 12 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。五ノ三駅佐屋駅町方駅六輪駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは六輪駅で昨年に比べ +81.1 %、坪単価は 39.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(六輪駅五ノ三駅)は +80.5 %(坪単価 +29.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(丸渕駅山崎駅)は -65.6 %(坪単価 -30.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 0.5 % → 2019年 2.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.8 % → 2019年 16.0 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 58.7 % → 2019年 53.9 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 13.0 % → 2019年 15.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった観音寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.3%( +3.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった丸渕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -77.2%( -35.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

名鉄尾西線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄尾西線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
弥富駅54.5万/坪
(3.1年/91.1坪)
52.4万/坪
(16.3年/59.0坪)
74.1万/坪
(11.2年/58.3坪)
五ノ三駅93.9万/坪
(0.25年/46.1坪)
52.2万/坪
(18.3年/43.4坪)
42.8万/坪
(14.2年/56.0坪)
佐屋駅55.4万/坪
(16.9年/90.9坪)
30.9万/坪
(26.4年/81.5坪)
56.5万/坪
(17.2年/49.5坪)
日比野駅73.0万/坪
(14.2年/73.9坪)
88.7万/坪
(13.7年/68.2坪)
79.7万/坪
(9.7年/52.8坪)
津島駅46.5万/坪
(18.0年/53.5坪)
58.8万/坪
(18.1年/103坪)
51.5万/坪
(16.2年/68.9坪)
町方駅63.9万/坪
(9.6年/76.9坪)
40.6万/坪
(28.8年/75.6坪)
35.0万/坪
(23.5年/73.4坪)
六輪駅39.4万/坪
(20.8年/52.3坪)
21.8万/坪
(35.5年/161坪)
41.0万/坪
(14.0年/64.7坪)
渕高駅42.1万/坪
(20.0年/161坪)
45.5万/坪
(22.1年/66.2坪)
45.8万/坪
(9.8年/114坪)
丸渕駅10.4万/坪
(38.5年/138坪)
45.6万/坪
(11.7年/56.7坪)
65.8万/坪
(7.2年/71.1坪)
上丸渕駅40.2万/坪
(11.2年/57.5坪)
54.3万/坪
(8.9年/81.2坪)
49.4万/坪
(10.6年/87.2坪)
森上駅52.6万/坪
(15.1年/150坪)
53.8万/坪
(9.8年/60.8坪)
40.4万/坪
(20.6年/72.3坪)
山崎駅21.6万/坪
(23.8年/90.8坪)
47.0万/坪
(12.8年/76.5坪)
46.5万/坪
(12.0年/137坪)
玉野駅54.2万/坪
(12.6年/59.5坪)
51.6万/坪
(7.5年/61.0坪)
69.3万/坪
(1.0年/48.4坪)
萩原駅54.2万/坪
(15.3年/80.8坪)
50.4万/坪
(18.2年/66.6坪)
45.7万/坪
(21.9年/64.3坪)
二子駅53.9万/坪
(19.8年/114坪)
57.6万/坪
(5.4年/59.0坪)
72.3万/坪
(0.4年/55.8坪)
苅安賀駅51.8万/坪
(19.7年/54.1坪)
59.3万/坪
(8.5年/53.3坪)
45.9万/坪
(11.6年/66.6坪)
観音寺駅105万/坪
(0.25年/44.2坪)
102万/坪
(7.6年/52.2坪)
78.8万/坪
(19.1年/71.1坪)
名鉄一宮駅60.1万/坪
(1.5年/44.4坪)
--
西一宮駅90.4万/坪
(5.1年/37.6坪)
103万/坪
(5.6年/66.6坪)
86.0万/坪
(9.2年/66.7坪)
開明駅71.8万/坪
(5.2年/78.1坪)
85.5万/坪
(4.1年/52.9坪)
74.6万/坪
(7.5年/77.3坪)
奥町駅75.3万/坪
(12.9年/65.0坪)
68.5万/坪
(7.8年/65.8坪)
70.5万/坪
(4.4年/62.8坪)
玉ノ井駅60.9万/坪
(7.6年/67.5坪)
72.5万/坪
(0.6年/50.2坪)
44.4万/坪
(13.6年/82.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

六輪駅39.4 万/坪(昨年同期比 +81.1 %)

六輪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +81.1%( +17.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 20.8年(昨年 35.5年から -41.5 %減)。平均土地面積は 52.3 坪 (昨年 160.8 坪から -67.5 %減)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 53.9 坪から -34.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 35.5 年 → 2019年 20.8 年、-41.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.7 分 → 2019年 9.4 分、-31.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 40.0 %)

五ノ三駅93.9 万/坪(昨年同期比 +79.9 %)

五ノ三駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.9万円/坪(28.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +79.9%( +41.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.3年(昨年 18.3年から -98.6 %減)。平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 43.4 坪から +6.4 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 29.2 坪から +19.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 18.3 年 → 2019年 0.3 年、-98.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 11.0 分 → 2019年 12.7 分、+15.2 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

丸渕駅10.4 万/坪(昨年同期比 -77.2 %)

丸渕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -77.2%( -35.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 38.5年(昨年 11.7年から +229.4 %増)。平均土地面積は 137.6 坪 (昨年 56.7 坪から +142.7 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 28.7 坪から +42.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 11.7 年 → 2019年 38.5 年、+229.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

山崎駅21.6 万/坪(昨年同期比 -54.0 %)

山崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.6万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -54.0%( -25.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -70.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.8年(昨年 12.8年から +86.3 %増)。平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 76.5 坪から +18.6 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 33.0 坪から +5.5 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 12.8 年 → 2019年 23.8 年、+86.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 16.9 分 → 2019年 21.0 分、+24.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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