名鉄小牧線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の名鉄小牧線 (上飯田駅犬山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.4万円/坪(26.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.4%( +1.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 325 件(1年前(2021年)に比べて -14.7%( -56件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 15.7年(昨年 11.6年から +35.2 %増)。平均土地面積は 63.3 坪 (昨年 61.2 坪から +3.5 %増)。平均建物面積は 46.7 坪 (昨年 44.6 坪から +4.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。味鋺駅小牧原駅味岡駅羽黒駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは味岡駅で昨年に比べ +50.9 %、坪単価は 97.6 万円/坪となった。

上位 2 駅(味岡駅小牧原駅)は +46.0 %(坪単価 +27.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(楽田駅間内駅)は -40.3 %(坪単価 -31.4 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 11.6 年 → 2022年 15.7 年、+35.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.7 % → 2022年 15.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 54.4 % → 2022年 47.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった味鋺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 104万円/坪(31.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +39.9%( +29.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった楽田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -44.7%( -35.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて +18.2%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

名鉄小牧線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄小牧線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上飯田駅101万/坪
(12.6年/62.3坪)
110万/坪
(5.9年/33.9坪)
101万/坪
(7.7年/47.9坪)
味鋺駅104万/坪
(14.6年/46.6坪)
74.5万/坪
(16.9年/62.3坪)
71.9万/坪
(14.7年/43.5坪)
味美駅92.3万/坪
(15.4年/55.8坪)
84.9万/坪
(13.5年/66.6坪)
85.8万/坪
(11.9年/57.9坪)
春日井駅94.0万/坪
(14.0年/58.4坪)
101万/坪
(9.1年/53.8坪)
94.4万/坪
(9.0年/56.1坪)
牛山駅69.6万/坪
(14.4年/68.8坪)
90.3万/坪
(9.6年/49.1坪)
66.1万/坪
(19.3年/72.6坪)
間内駅48.1万/坪
(24.9年/65.8坪)
75.0万/坪
(14.8年/89.9坪)
81.6万/坪
(10.8年/66.3坪)
小牧口駅92.6万/坪
(12.5年/133坪)
96.3万/坪
(10.1年/65.5坪)
72.4万/坪
(16.2年/48.1坪)
小牧駅81.1万/坪
(17.4年/94.8坪)
98.6万/坪
(7.8年/52.9坪)
83.1万/坪
(16.1年/79.7坪)
小牧原駅74.8万/坪
(20.3年/53.2坪)
53.0万/坪
(25.1年/95.8坪)
66.4万/坪
(15.8年/91.7坪)
味岡駅97.6万/坪
(15.9年/70.0坪)
64.6万/坪
(15.3年/70.8坪)
83.1万/坪
(6.0年/53.3坪)
田県神社前駅96.1万/坪
(9.6年/50.3坪)
85.4万/坪
(6.3年/61.3坪)
79.2万/坪
(7.0年/58.3坪)
楽田駅44.4万/坪
(31.6年/80.9坪)
80.2万/坪
(5.2年/67.3坪)
61.1万/坪
(15.2年/68.5坪)
羽黒駅74.0万/坪
(11.8年/51.5坪)
57.5万/坪
(15.6年/58.3坪)
64.6万/坪
(9.5年/72.8坪)
犬山駅79.1万/坪
(16.9年/52.8坪)
84.1万/坪
(11.9年/69.0坪)
81.5万/坪
(13.3年/76.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

味岡駅97.6 万/坪(昨年同期比 +50.9 %)

味岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.6万円/坪(29.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +50.9%( +32.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(1年前(2021年)に比べて -3.6%( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.9年(昨年 15.3年から +3.5 %増)。平均土地面積は 70.0 坪 (昨年 70.8 坪から -1.2 %減)。平均建物面積は 39.4 坪 (昨年 40.6 坪から -3.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 22.2 分 → 2022年 19.0 分、-14.6 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 42.3 % → 2022年 48.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 % → 2022年 22.2 %)

小牧原駅74.8 万/坪(昨年同期比 +41.1 %)

小牧原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.8万円/坪(22.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +41.1%( +21.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2021年)に比べて +10.0%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 20.3年(昨年 25.1年から -18.9 %減)。平均土地面積は 53.2 坪 (昨年 95.8 坪から -44.4 %減)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 59.6 坪から -32.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 25.1 年 → 2022年 20.3 年、-18.9 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 33.6 分 → 2022年 24.9 分、-25.9 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.5 % → 2022年 42.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 52.6 % → 2022年 42.9 %)

楽田駅44.4 万/坪(昨年同期比 -44.7 %)

楽田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -44.7%( -35.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて +18.2%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 31.6年(昨年 5.2年から +512.7 %増)。平均土地面積は 80.9 坪 (昨年 67.3 坪から +20.2 %増)。平均建物面積は 108.1 坪 (昨年 37.8 坪から +186.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 5.2 年 → 2022年 31.6 年、+512.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.5 分 → 2022年 15.5 分、+80.9 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 63.6 % → 2022年 8.3 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 7.7 %)

間内駅48.1 万/坪(昨年同期比 -35.9 %)

間内駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -35.9%( -26.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -26.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.9年(昨年 14.8年から +68.1 %増)。平均土地面積は 65.8 坪 (昨年 89.9 坪から -26.8 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 36.6 坪から +5.3 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 14.8 年 → 2022年 24.9 年、+68.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 % → 2022年 33.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 53.8 % → 2022年 22.2 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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