名鉄三河線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の名鉄三河線 (猿投駅碧南駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 115万円/坪(34.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +10.2%( +10.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 88 件(1年前(2018年)に比べて -11.1%( -11件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 7.8年(昨年 8.9年から -12.1 %減)。平均土地面積は 67.8 坪 (昨年 58.4 坪から +16.1 %増)。平均建物面積は 49.2 坪 (昨年 37.3 坪から +31.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。三河八橋駅吉浜駅三河高浜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上挙母駅で昨年に比べ +457.3 %、坪単価は 120 万円/坪となった。

上位 2 駅(上挙母駅吉浜駅)は +253.7 %(坪単価 +69.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(平戸橋駅知立駅)は -49.5 %(坪単価 -58.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 8.9 年 → 2019年 7.8 年、-12.1 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 22.1 % → 2019年 6.8 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.0 % → 2019年 6.8 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.7 % → 2019年 8.1 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 3.5 % → 2019年 1.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった刈谷市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 148万円/坪(44.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +17.1%( +21.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった平戸橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -71.7%( -77.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

名鉄三河線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名鉄三河線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
猿投駅121万/坪
(0.5年/42.9坪)
111万/坪
(14.8年/50.9坪)
78.8万/坪
(24.9年/50.4坪)
平戸橋駅30.5万/坪
(31.2年/102坪)
108万/坪
(0.5年/122坪)
17.4万/坪
(18.0年/131坪)
越戸駅--104万/坪
(8.5年/49.4坪)
梅坪駅-79.0万/坪
(13.5年/35.5坪)
114万/坪
(6.0年/38.2坪)
豊田市駅103万/坪
(11.7年/55.6坪)
107万/坪
(15.4年/58.2坪)
100万/坪
(14.1年/67.6坪)
上挙母駅120万/坪
(0.5年/57.5坪)
21.5万/坪
(45.5年/133坪)
135万/坪
(0.5年/99.8坪)
土橋駅132万/坪
(0.5年/49.9坪)
130万/坪
(3.3年/100坪)
125万/坪
(0.5年/44.7坪)
竹村駅119万/坪
(9.0年/65.0坪)
115万/坪
(0.5年/46.9坪)
96.5万/坪
(11.0年/49.4坪)
若林駅98.9万/坪
(12.3年/48.1坪)
92.2万/坪
(8.4年/56.1坪)
114万/坪
(3.7年/49.1坪)
三河八橋駅146万/坪
(5.8年/49.5坪)
111万/坪
(0.5年/49.9坪)
135万/坪
(0.25年/49.9坪)
三河知立駅---
知立駅103万/坪
(8.4年/49.9坪)
142万/坪
(11.4年/76.0坪)
129万/坪
(2.5年/71.8坪)
重原駅--125万/坪
(0.00年/41.8坪)
刈谷駅245万/坪
(16.3年/157坪)
-139万/坪
(0.5年/35.3坪)
刈谷市駅148万/坪
(1.0年/187坪)
127万/坪
(1.8年/35.2坪)
115万/坪
(9.1年/48.8坪)
小垣江駅-121万/坪
(-0.50年/52.2坪)
129万/坪
(0.5年/40.8坪)
吉浜駅120万/坪
(0.5年/44.6坪)
79.7万/坪
(7.3年/57.9坪)
110万/坪
(0.5年/42.4坪)
三河高浜駅119万/坪
(0.4年/58.2坪)
84.8万/坪
(0.17年/43.9坪)
72.9万/坪
(5.5年/57.2坪)
高浜港駅72.5万/坪
(17.2年/56.5坪)
95.4万/坪
(14.5年/71.1坪)
82.6万/坪
(0.5年/45.9坪)
北新川駅-72.3万/坪
(15.5年/42.8坪)
69.5万/坪
(13.2年/46.0坪)
新川町駅-85.0万/坪
(0.5年/45.4坪)
82.4万/坪
(3.5年/58.2坪)
碧南中央駅92.3万/坪
(6.0年/63.9坪)
92.3万/坪
(10.3年/59.0坪)
72.3万/坪
(8.9年/54.5坪)
碧南駅76.7万/坪
(0.4年/47.9坪)
69.3万/坪
(0.5年/44.6坪)
77.1万/坪
(10.8年/57.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

上挙母駅119.6 万/坪(昨年同期比 +457.3 %)

上挙母駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +457.3%( +98.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.5年(昨年 45.5年から -98.9 %減)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 133.1 坪から -56.8 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 232.9 坪から -86.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 45.5 年 → 2019年 0.5 年、-98.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.0 分 → 2019年 23.0 分、+228.6 %と大きく増加)

吉浜駅119.6 万/坪(昨年同期比 +50.0 %)

吉浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +50.0%( +39.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 7.3年から -93.1 %減)。平均土地面積は 44.6 坪 (昨年 57.9 坪から -22.9 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 47.4 坪から -34.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 7.3 年 → 2019年 0.5 年、-93.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.2 分 → 2019年 17.5 分、+22.8 %と大きく増加)

平戸橋駅30.5 万/坪(昨年同期比 -71.7 %)

平戸橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -71.7%( -77.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 31.2年(昨年 0.5年から +6087.3 %増)。平均土地面積は 101.9 坪 (昨年 121.8 坪から -16.3 %減)。平均建物面積は 54.1 坪 (昨年 40.8 坪から +32.4 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 90.0 分 → 2019年 78.0 分、-13.3 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.5 年 → 2019年 31.2 年、+6087.3 %と大きく増加)

知立駅102.8 万/坪(昨年同期比 -27.4 %)

知立駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -27.4%( -38.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 8.4年(昨年 11.4年から -26.3 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 76.0 坪から -34.3 %減)。平均建物面積は 37.6 坪 (昨年 40.7 坪から -7.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 11.4 年 → 2019年 8.4 年、-26.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 71.4 % → 2019年 62.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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