名古屋市鶴舞線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の名古屋市鶴舞線 (上小田井駅赤池駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -1.2%( -1.4万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 80 件(1年前(2018年)に比べて -7.0%( -6件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 11.6年(昨年 11.0年から +5.2 %増)。平均土地面積は 50.9 坪 (昨年 53.9 坪から -5.5 %減)。平均建物面積は 48.0 坪 (昨年 59.5 坪から -19.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。浅間町駅大須観音駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはいりなか駅で昨年に比べ +220.2 %、坪単価は 235 万円/坪となった。

上位 2 駅(いりなか駅庄内通駅)は +183.7 %(坪単価 +129.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(御器所駅植田駅)は -48.0 %(坪単価 -57.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 58.0 % → 2019年 63.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.3 % → 2019年 14.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.4 % → 2019年 13.5 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.6 % → 2019年 8.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったいりなか駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 235万円/坪(71.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +220.2%( +161.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった植田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.9万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -46.4%( -52.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -30.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

名古屋市鶴舞線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
名古屋市鶴舞線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上小田井駅94.3万/坪
(8.2年/54.8坪)
111万/坪
(10.7年/69.3坪)
99.5万/坪
(3.9年/50.6坪)
庄内緑地公園駅88.5万/坪
(23.3年/50.9坪)
100万/坪
(2.4年/40.4坪)
98.6万/坪
(3.3年/42.4坪)
庄内通駅164万/坪
(0.25年/41.9坪)
66.5万/坪
(24.3年/41.3坪)
58.7万/坪
(25.8年/55.2坪)
浄心駅118万/坪
(13.1年/33.9坪)
108万/坪
(8.3年/37.8坪)
142万/坪
(0.9年/34.8坪)
浅間町駅116万/坪
(9.9年/32.1坪)
88.9万/坪
(9.3年/50.9坪)
201万/坪
(0.25年/77.6坪)
丸の内駅-146万/坪
(1.3年/33.3坪)
132万/坪
(51.3年/33.3坪)
伏見駅--174万/坪
(4.3年/93.8坪)
大須観音駅147万/坪
(31.3年/42.4坪)
112万/坪
(31.3年/33.7坪)
-
上前津駅-93.5万/坪
(30.8年/61.3坪)
-
鶴舞駅155万/坪
(0.25年/16.6坪)
161万/坪
(0.25年/27.2坪)
-
荒畑駅110万/坪
(19.8年/16.3坪)
175万/坪
(0.25年/27.7坪)
121万/坪
(22.9年/58.2坪)
御器所駅63.7万/坪
(31.3年/20.4坪)
127万/坪
(24.8年/37.1坪)
95.5万/坪
(42.3年/169坪)
川名駅160万/坪
(22.3年/54.5坪)
168万/坪
(13.3年/40.2坪)
136万/坪
(9.3年/48.1坪)
いりなか駅235万/坪
(0年/87.7坪)
73.3万/坪
(57.3年/51.4坪)
-
八事駅186万/坪
(1.3年/56.0坪)
209万/坪
(2.3年/99.8坪)
155万/坪
(0.25年/49.9坪)
塩釜口駅115万/坪
(13.8年/38.6坪)
127万/坪
(7.1年/57.9坪)
114万/坪
(8.3年/56.3坪)
植田駅60.9万/坪
(23.7年/102坪)
114万/坪
(9.0年/82.9坪)
100万/坪
(6.9年/119坪)
原駅124万/坪
(5.3年/68.3坪)
111万/坪
(9.7年/51.7坪)
110万/坪
(10.9年/49.3坪)
平針駅104万/坪
(8.3年/35.5坪)
105万/坪
(11.5年/59.2坪)
92.8万/坪
(10.1年/63.8坪)
赤池駅123万/坪
(3.3年/51.7坪)
106万/坪
(5.6年/61.1坪)
104万/坪
(6.1年/44.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

いりなか駅234.6 万/坪(昨年同期比 +220.2 %)

いりなか駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 235万円/坪(71.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +220.2%( +161.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 51.4 坪から +70.6 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 56.0 坪から -16.2 %減)。

庄内通駅164.2 万/坪(昨年同期比 +147.1 %)

庄内通駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 164万円/坪(49.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +147.1%( +97.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.3年(昨年 24.3年から -99.0 %減)。平均土地面積は 41.9 坪 (昨年 41.3 坪から +1.4 %増)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 52.4 坪から -43.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 24.3 年 → 2019年 0.3 年、-99.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.3 分 → 2019年 11.4 分、+22.4 %と大きく増加)

御器所駅63.7 万/坪(昨年同期比 -49.7 %)

御器所駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.7万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -49.7%( -62.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 31.3年(昨年 24.8年から +26.3 %増)。平均土地面積は 20.4 坪 (昨年 37.1 坪から -44.9 %減)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 44.6 坪から -6.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 24.8 年 → 2019年 31.3 年、+26.3 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

植田駅60.9 万/坪(昨年同期比 -46.4 %)

植田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.9万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -46.4%( -52.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -30.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.7年(昨年 9.0年から +162.2 %増)。平均土地面積は 101.8 坪 (昨年 82.9 坪から +22.8 %増)。平均建物面積は 68.5 坪 (昨年 76.0 坪から -9.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 9.0 年 → 2019年 23.7 年、+162.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 57.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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