中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期の東海交通事業城北線 (枇杷島駅~勝川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.5万円/坪(28.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -15.6%( -17.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2020年)に比べて +26.1%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 8.8年(昨年 10.0年から -11.3 %減)。平均土地面積は 50.9 坪 (昨年 65.6 坪から -22.4 %減)。平均建物面積は 41.0 坪 (昨年 55.6 坪から -26.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。勝川駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは枇杷島駅で昨年に比べ -33.5 %、坪単価は 92.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(勝川駅)は -13.7 %(坪単価 -17.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(枇杷島駅)は -33.5 %(坪単価 -46.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 10.0 年 → 2021年 8.8 年、-11.3 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.7 % → 2021年 6.9 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 17.4 % → 2021年 17.2 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 69.6 % → 2021年 69.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -13.7%( -17.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +36.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった味美駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.6万円/坪(23.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -21.6%( -21.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
東海交通事業城北線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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枇杷島駅 | 92.1万/坪 (0.5年/49.2坪) | 139万/坪 (0年/40.8坪) | 83.6万/坪 (4.7年/119坪) |
尾張星の宮駅 | 97.6万/坪 (0年/48.4坪) | - | - |
比良駅 | - | - | - |
味美駅 | 77.6万/坪 (12.0年/56.2坪) | 99.0万/坪 (15.6年/70.9坪) | 85.7万/坪 (11.6年/65.8坪) |
勝川駅 | 108万/坪 (8.2年/47.4坪) | 125万/坪 (5.3年/63.0坪) | 97.2万/坪 (11.4年/46.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
勝川駅 107.8 万/坪(昨年同期比 -13.7 %)
勝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -13.7%( -17.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +36.4%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 8.2年(昨年 5.3年から +55.5 %増)。平均土地面積は 47.4 坪 (昨年 63.0 坪から -24.7 %減)。平均建物面積は 36.5 坪 (昨年 37.0 坪から -1.3 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 18.2 % → 2021年 13.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.3 年 → 2021年 8.2 年、+55.5 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 81.8 % → 2021年 66.7 %)
枇杷島駅 92.1 万/坪(昨年同期比 -33.5 %)
枇杷島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.1万円/坪(27.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -33.5%( -46.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 40.8 坪から +20.4 %増)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 31.8 坪から +2.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.0 分 → 2021年 18.0 分、+350.0 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示