愛知環状鉄道線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の愛知環状鉄道線 (岡崎駅高蔵寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.9万円/坪(30.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -1.6%( -1.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 350 件(1年前(2021年)に比べて -8.1%( -31件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 12.7年(昨年 9.7年から +30.5 %増)。平均土地面積は 70.0 坪 (昨年 63.0 坪から +11.0 %増)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 41.1 坪から +4.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。愛環梅坪駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは愛環梅坪駅で昨年に比べ +64.7 %、坪単価は 122 万円/坪となった。

上位 2 駅(愛環梅坪駅三河上郷駅)は +41.3 %(坪単価 +34.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(保見駅貝津駅)は -40.5 %(坪単価 -46.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.1 % → 2022年 3.7 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.5 % → 2022年 0.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 9.7 年 → 2022年 12.7 年、+30.5 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.4 % → 2022年 53.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.2 % → 2022年 9.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北野桝塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(46.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.6%( +1.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった中水野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -5.3%( -2.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。

愛知環状鉄道線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
愛知環状鉄道線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岡崎駅110万/坪
(11.7年/64.7坪)
106万/坪
(10.5年/56.8坪)
101万/坪
(10.8年/69.0坪)
六名駅---
中岡崎駅94.5万/坪
(1.3年/22.7坪)
--
大門駅---
北野桝塚駅152万/坪
(1.2年/56.5坪)
151万/坪
(0.6年/54.8坪)
145万/坪
(5.2年/72.1坪)
三河上郷駅133万/坪
(6.0年/76.2坪)
112万/坪
(4.7年/69.6坪)
75.9万/坪
(17.8年/65.8坪)
永覚駅110万/坪
(19.8年/57.0坪)
130万/坪
(0.17年/67.3坪)
110万/坪
(5.8年/127坪)
末野原駅117万/坪
(11.5年/52.1坪)
111万/坪
(7.0年/65.3坪)
125万/坪
(6.8年/46.7坪)
三河豊田駅111万/坪
(14.5年/96.4坪)
123万/坪
(4.7年/54.9坪)
108万/坪
(11.6年/68.2坪)
新上挙母駅105万/坪
(11.3年/39.3坪)
137万/坪
(6.5年/56.0坪)
148万/坪
(0.8年/45.4坪)
新豊田駅126万/坪
(8.3年/52.4坪)
126万/坪
(6.4年/48.3坪)
120万/坪
(11.3年/94.3坪)
愛環梅坪駅122万/坪
(10.7年/103坪)
74.4万/坪
(29.9年/65.5坪)
64.1万/坪
(33.7年/59.7坪)
四郷駅103万/坪
(9.6年/77.1坪)
113万/坪
(9.0年/76.3坪)
111万/坪
(12.4年/92.2坪)
貝津駅82.7万/坪
(13.6年/126坪)
129万/坪
(1.0年/60.5坪)
-
保見駅57.5万/坪
(17.0年/54.5坪)
104万/坪
(8.4年/60.8坪)
105万/坪
(10.5年/60.9坪)
篠原駅--122万/坪
(0.8年/49.9坪)
八草駅128万/坪
(0.13年/48.9坪)
120万/坪
(1.5年/51.0坪)
96.4万/坪
(8.9年/67.1坪)
山口駅60.9万/坪
(26.3年/66.2坪)
61.0万/坪
(22.2年/64.6坪)
68.8万/坪
(15.1年/49.6坪)
瀬戸口駅79.0万/坪
(13.6年/94.0坪)
72.0万/坪
(14.2年/55.2坪)
73.0万/坪
(12.8年/78.8坪)
瀬戸市駅---
中水野駅45.9万/坪
(32.9年/100坪)
48.5万/坪
(19.6年/106坪)
60.1万/坪
(13.2年/62.2坪)
高蔵寺駅85.1万/坪
(12.9年/67.7坪)
81.9万/坪
(10.8年/68.0坪)
76.3万/坪
(11.7年/72.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

愛環梅坪駅122.5 万/坪(昨年同期比 +64.7 %)

愛環梅坪駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +64.7%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 10.7年(昨年 29.9年から -64.3 %減)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 65.5 坪から +56.9 %増)。平均建物面積は 71.6 坪 (昨年 44.9 坪から +59.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 29.9 年 → 2022年 10.7 年、-64.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2021年 8.0 分 → 2022年 7.0 分、-12.5 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 66.7 %)

三河上郷駅132.6 万/坪(昨年同期比 +18.0 %)

三河上郷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 133万円/坪(40.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +18.0%( +20.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて -26.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 6.0年(昨年 4.7年から +27.2 %増)。平均土地面積は 76.2 坪 (昨年 69.6 坪から +9.5 %増)。平均建物面積は 43.3 坪 (昨年 76.2 坪から -43.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 15.2 分 → 2022年 13.5 分、-11.5 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 64.3 % → 2022年 72.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 4.7 年 → 2022年 6.0 年、+27.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.1 % → 2022年 18.2 %)

保見駅57.5 万/坪(昨年同期比 -44.9 %)

保見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.5万円/坪(17.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -44.9%( -47.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.0年(昨年 8.4年から +103.0 %増)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 60.8 坪から -10.4 %減)。平均建物面積は 37.6 坪 (昨年 33.3 坪から +12.9 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 8.4 年 → 2022年 17.0 年、+103.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2021年 20.2 分 → 2022年 23.2 分、+14.7 %と増加)

貝津駅82.7 万/坪(昨年同期比 -36.0 %)

貝津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.7万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -36.0%( -46.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.6年(昨年 1.0年から +1259.3 %増)。平均土地面積は 126.0 坪 (昨年 60.5 坪から +108.3 %増)。平均建物面積は 103.9 坪 (昨年 33.3 坪から +212.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 1.0 年 → 2022年 13.6 年、+1259.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.0 分 → 2022年 36.0 分、+100.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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