JR芸備線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR芸備線 (東城駅広島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.5万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -12.1%( -10.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 124 件(1年前(2018年)に比べて +13.8%( +15件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 22.8年(昨年 24.7年から -7.9 %減)。平均土地面積は 76.0 坪 (昨年 58.8 坪から +29.3 %増)。平均建物面積は 67.0 坪 (昨年 73.7 坪から -9.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。吉田口駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは備後庄原駅で昨年に比べ +239.5 %、坪単価は 53.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(備後庄原駅吉田口駅)は +158.7 %(坪単価 +36.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中深川駅三次駅)は -43.1 %(坪単価 -24.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.0 % → 2019年 37.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.0 % → 2019年 25.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 29.9 分 → 2019年 36.4 分、+22.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.0 % → 2019年 29.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった矢賀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -20.7%( -34.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった三次駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -41.5%( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

JR芸備線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR芸備線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東城駅---
備後八幡駅-1.9万/坪
(0年/281坪)
-
小奴可駅---
道後山駅---
比婆山駅---
備後西城駅1.3万/坪
(46.0年/172坪)
--
高駅---
備後庄原駅53.4万/坪
(0年/142坪)
15.7万/坪
(49.0年/46.9坪)
29.0万/坪
(38.4年/38.3坪)
備後三日市駅-39.1万/坪
(22.0年/116坪)
17.8万/坪
(0年/303坪)
七塚駅--
山ノ内駅---
下和知駅---
塩町駅27.5万/坪
(26.0年/133坪)
-6.9万/坪
(26.0年/75.6坪)
神杉駅---
八次駅-44.1万/坪
(37.0年/63.5坪)
79.3万/坪
(0年/68.1坪)
三次駅21.8万/坪
(39.8年/359坪)
37.2万/坪
(33.7年/86.4坪)
96.4万/坪
(0年/51.4坪)
西三次駅5.0万/坪
(0年/333坪)
--
志和地駅---
上川立駅---
甲立駅0.09万/坪
(49.0年/228坪)
--
吉田口駅78.4万/坪
(0年/68.6坪)
44.1万/坪
(1.0年/56.0坪)
1.2万/坪
(0年/133坪)
向原駅4.9万/坪
(52.5年/163坪)
-21.3万/坪
(25.0年/24.2坪)
井原市駅---
志和口駅-13.2万/坪
(23.0年/48.4坪)
5.0万/坪
(37.0年/72.6坪)
上三田駅---
中三田駅---
白木山駅---
狩留家駅--8.7万/坪
(22.0年/48.4坪)
上深川駅17.8万/坪
(0年/78.7坪)
-29.6万/坪
(25.0年/263坪)
中深川駅41.8万/坪
(21.0年/34.8坪)
75.6万/坪
(2.0年/33.3坪)
45.9万/坪
(20.5年/59.7坪)
下深川駅57.2万/坪
(0年/47.6坪)
74.5万/坪
(16.4年/52.6坪)
86.0万/坪
(0年/42.4坪)
玖村駅74.0万/坪
(11.0年/40.6坪)
-89.6万/坪
(0.25年/73.0坪)
安芸矢口駅46.0万/坪
(20.4年/50.6坪)
62.8万/坪
(22.9年/50.8坪)
78.0万/坪
(7.7年/42.0坪)
戸坂駅--41.4万/坪
(36.0年/42.4坪)
矢賀駅132万/坪
(6.9年/45.8坪)
167万/坪
(38.0年/90.8坪)
42.4万/坪
(33.5年/35.5坪)
広島駅83.1万/坪
(23.9年/52.9坪)
92.8万/坪
(24.7年/52.1坪)
84.7万/坪
(24.4年/60.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

備後庄原駅53.4 万/坪(昨年同期比 +239.5 %)

備後庄原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.4万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +239.5%( +37.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 49.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 46.9 坪から +203.2 %増)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 31.8 坪から +7.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 49.0 年 → 2019年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 21.0 分 → 2019年 86.0 分、+309.5 %と大きく増加)

吉田口駅78.4 万/坪(昨年同期比 +77.9 %)

吉田口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.4万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +77.9%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 0.0年(昨年 1.0年から -100.0 %減)。平均土地面積は 68.6 坪 (昨年 56.0 坪から +22.5 %増)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 31.8 坪から +2.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 1.0 年 → 2019年 0.0 年、-100.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 60.0 分 → 2019年 110.0 分、+83.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

中深川駅41.8 万/坪(昨年同期比 -44.7 %)

中深川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -44.7%( -33.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 2.0年から +950.7 %増)。平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 33.3 坪から +4.5 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 31.8 坪から -9.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 20.0 分 → 2019年 4.7 分、-76.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 2.0 年 → 2019年 21.0 年、+950.7 %と大きく増加)

三次駅21.8 万/坪(昨年同期比 -41.5 %)

三次駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -41.5%( -15.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 39.8年(昨年 33.7年から +18.2 %増)。平均土地面積は 359.4 坪 (昨年 86.4 坪から +315.8 %増)。平均建物面積は 105.6 坪 (昨年 30.5 坪から +246.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 28.4 分 → 2019年 17.0 分、-40.2 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 33.7 年 → 2019年 39.8 年、+18.2 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 60.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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