JR福塩線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年7月〜9月期のJR福塩線 (福山駅塩町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.1万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -21.8%( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 75 件(1年前(2020年)に比べて -21.9%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 24.8年(昨年 22.0年から +13.0 %増)。平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 84.7 坪から +9.0 %増)。平均建物面積は 51.7 坪 (昨年 54.9 坪から -5.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。道上駅駅家駅備後三川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは駅家駅で昨年に比べ +75.0 %、坪単価は 77.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(駅家駅備後三川駅)は +54.6 %(坪単価 +21.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新市駅府中駅)は -88.3 %(坪単価 -26.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.1 % → 2021年 4.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.1 % → 2021年 17.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 22.0 年 → 2021年 24.8 年、+13.0 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.7 % → 2021年 36.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 34.9 % → 2021年 30.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった道上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +30.8%( +24.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった新市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -92.5%( -12.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR福塩線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR福塩線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
福山駅59.5万/坪
(24.2年/74.6坪)
75.2万/坪
(25.8年/81.1坪)
52.9万/坪
(26.9年/74.2坪)
備後本庄駅---
横尾駅56.1万/坪
(25.3年/62.0坪)
84.9万/坪
(0.17年/52.4坪)
52.8万/坪
(31.3年/52.2坪)
神辺駅33.1万/坪
(23.5年/306坪)
48.4万/坪
(17.5年/50.9坪)
32.0万/坪
(27.5年/67.8坪)
湯田村駅66.5万/坪
(11.0年/53.7坪)
82.6万/坪
(1.5年/54.5坪)
84.2万/坪
(12.8年/54.5坪)
道上駅102万/坪
(0.5年/50.7坪)
78.1万/坪
(16.4年/106坪)
36.5万/坪
(37.8年/76.0坪)
万能倉駅53.0万/坪
(12.1年/103坪)
57.8万/坪
(11.6年/72.1坪)
73.1万/坪
(7.8年/67.3坪)
駅家駅77.5万/坪
(0.5年/54.5坪)
44.3万/坪
(9.9年/91.3坪)
66.7万/坪
(7.3年/78.4坪)
近田駅51.1万/坪
(40.5年/63.5坪)
108万/坪
(0.5年/84.7坪)
62.6万/坪
(0.5年/49.9坪)
戸手駅5.3万/坪
(45.5年/149坪)
23.7万/坪
(40.9年/110坪)
18.3万/坪
(26.2年/153坪)
上戸手駅---
新市駅1.0万/坪
(49.5年/363坪)
13.3万/坪
(37.5年/101坪)
59.5万/坪
(0.5年/59.0坪)
高木駅25.8万/坪
(49.0年/166坪)
34.0万/坪
(29.0年/58.2坪)
-
鵜飼駅---
府中駅7.6万/坪
(56.8年/71.8坪)
47.7万/坪
(26.5年/119坪)
21.3万/坪
(29.5年/272坪)
下川辺駅12.1万/坪
(31.0年/166坪)
--
河佐駅---
備後三川駅39.0万/坪
(18.0年/81.7坪)
29.0万/坪
(34.0年/112坪)
9.2万/坪
(48.2年/190坪)
備後矢野駅---
上下駅3.7万/坪
(56.0年/123坪)
--
甲奴駅--11.6万/坪
(54.5年/112坪)
梶田駅10.3万/坪
(20.5年/80.2坪)
--
備後安田駅---
吉舎駅--22.0万/坪
(33.5年/69.6坪)
三良坂駅-2.5万/坪
(0年/136坪)
-
塩町駅-3.5万/坪
(70.6年/151坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

駅家駅77.5 万/坪(昨年同期比 +75.0 %)

駅家駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.5万円/坪(23.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +75.0%( +33.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 9.9年から -94.9 %減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 91.3 坪から -40.3 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 120.5 坪から -74.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 9.9 年 → 2021年 0.5 年、-94.9 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 14.3 分 → 2021年 16.5 分、+15.1 %と増加)

備後三川駅39.0 万/坪(昨年同期比 +34.2 %)

備後三川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.0万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +34.2%( +9.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 18.0年(昨年 34.0年から -47.1 %減)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 111.9 坪から -27.0 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 122.5 坪から -67.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 34.0 年 → 2021年 18.0 年、-47.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)

新市駅1.0 万/坪(昨年同期比 -92.5 %)

新市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -92.5%( -12.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 49.5年(昨年 37.5年から +32.0 %増)。平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 101.3 坪から +258.2 %増)。平均建物面積は 190.6 坪 (昨年 48.4 坪から +293.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 37.5 年 → 2021年 49.5 年、+32.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 24.5 分 → 2021年 60.0 分、+144.9 %と大きく増加)

府中駅7.6 万/坪(昨年同期比 -84.1 %)

府中駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -84.1%( -40.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 56.8年(昨年 26.5年から +114.1 %増)。平均土地面積は 71.8 坪 (昨年 118.7 坪から -39.5 %減)。平均建物面積は 71.8 坪 (昨年 53.7 坪から +33.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.5 分 → 2021年 10.8 分、-38.6 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 26.5 年 → 2021年 56.8 年、+114.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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