中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期の山陽新幹線 (福山駅~広島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.3万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.1%( +0.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 143 件(1年前(2020年)に比べて -4.7%( -7件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 23.8年から +9.1 %増)。平均土地面積は 62.6 坪 (昨年 60.6 坪から +3.2 %増)。平均建物面積は 63.6 坪 (昨年 57.9 坪から +9.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。三原駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三原駅で昨年に比べ +18.0 %、坪単価は 39.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(三原駅)は +18.0 %(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(広島駅)は +2.2 %(坪単価 +2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 0.7 % → 2021年 1.4 %)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 28.1 % → 2021年 22.9 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.3 % → 2021年 30.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +2.2%( +2.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 74 件(1年前(2020年)に比べて -14.0%( -12件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +18.0%( +6.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて -11.1%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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福山駅 | 58.6万/坪 (26.9年/79.3坪) | 57.0万/坪 (27.2年/64.5坪) | 51.3万/坪 (31.2年/82.1坪) |
新尾道駅 | - | - | - |
三原駅 | 39.8万/坪 (31.2年/65.5坪) | 33.7万/坪 (40.5年/78.1坪) | 35.5万/坪 (31.8年/82.9坪) |
広島駅 | 106万/坪 (24.3年/50.0坪) | 104万/坪 (18.1年/54.9坪) | 94.0万/坪 (24.7年/50.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三原駅 39.8 万/坪(昨年同期比 +18.0 %)
三原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +18.0%( +6.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2020年)に比べて -11.1%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 31.2年(昨年 40.5年から -22.9 %減)。平均土地面積は 65.5 坪 (昨年 78.1 坪から -16.1 %減)。平均建物面積は 33.4 坪 (昨年 61.8 坪から -46.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 40.5 年 → 2021年 31.2 年、-22.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 50.4 分 → 2021年 33.9 分、-32.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 70.6 % → 2021年 35.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 17.6 % → 2021年 42.9 %)
広島駅 106.3 万/坪(昨年同期比 +2.2 %)
広島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +2.2%( +2.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 74 件(1年前(2020年)に比べて -14.0%( -12件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 18.1年から +34.0 %増)。平均土地面積は 50.0 坪 (昨年 54.9 坪から -9.0 %減)。平均建物面積は 74.2 坪 (昨年 64.5 坪から +15.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 18.1 年 → 2021年 24.3 年、+34.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 19.5 % → 2021年 28.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.8 % → 2021年 30.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示