JR田沢湖線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期のJR田沢湖線 (盛岡駅赤渕駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.4万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -0.1%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 188 件(1年前(2021年)に比べて +21.3%( +33件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 30.4年(昨年 29.1年から +4.3 %増)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 90.9 坪から -8.5 %減)。平均建物面積は 48.1 坪 (昨年 60.1 坪から -20.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。大釜駅小岩井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大釜駅で昨年に比べ +66.2 %、坪単価は 69.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(大釜駅)は +66.2 %(坪単価 +27.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(雫石駅)は -38.6 %(坪単価 -15.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.4 % → 2022年 16.1 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.9 % → 2022年 2.1 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2021年 36.2 分 → 2022年 39.9 分、+10.4 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 32.4 % → 2022年 35.1 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 2.1 % → 2022年 1.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大釜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +66.2%( +27.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった雫石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -38.6%( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。

JR田沢湖線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR田沢湖線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
盛岡駅52.4万/坪
(30.8年/82.5坪)
53.1万/坪
(29.0年/84.0坪)
58.7万/坪
(25.4年/85.2坪)
前潟駅---
大釜駅69.0万/坪
(13.1年/68.1坪)
41.6万/坪
(30.3年/99.8坪)
-
小岩井駅36.4万/坪
(21.7年/120坪)
28.5万/坪
(25.5年/155坪)
23.1万/坪
(27.3年/94.7坪)
雫石駅25.1万/坪
(34.4年/82.5坪)
40.8万/坪
(30.6年/136坪)
36.5万/坪
(11.6年/119坪)
春木場駅-6.6万/坪
(54.5年/393坪)
-
赤渕駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大釜駅69.0 万/坪(昨年同期比 +66.2 %)

大釜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +66.2%( +27.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.1年(昨年 30.3年から -56.7 %減)。平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 99.8 坪から -31.8 %減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 52.9 坪から -37.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 30.3 年 → 2022年 13.1 年、-56.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 33.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 8.5 分、+112.5 %と大きく増加)

雫石駅25.1 万/坪(昨年同期比 -38.6 %)

雫石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -38.6%( -15.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 34.4年(昨年 30.6年から +12.3 %増)。平均土地面積は 82.5 坪 (昨年 136.1 坪から -39.4 %減)。平均建物面積は 31.5 坪 (昨年 51.4 坪から -38.7 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 30.6 年 → 2022年 34.4 年、+12.3 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 32.7 分 → 2022年 39.9 分、+21.8 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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