JR山田線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR山田線 (盛岡駅宮古駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.3万円/坪(17.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +23.7%( +11.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 179 件(1年前(2019年)に比べて +5.9%( +10件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 28.7年から -11.2 %減)。平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 81.7 坪から +5.0 %増)。平均建物面積は 43.5 坪 (昨年 55.3 坪から -21.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。盛岡駅千徳駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千徳駅で昨年に比べ +85.8 %、坪単価は 65.6 万円/坪となった。

上位 1 駅(千徳駅)は +85.8 %(坪単価 +30.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宮古駅)は -52.1 %(坪単価 -18.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 28.7 年 → 2020年 25.4 年、-11.2 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 41.7 % → 2020年 31.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.6 % → 2020年 18.6 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.0 % → 2020年 0.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった千徳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.6万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +85.8%( +30.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった宮古駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -52.1%( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて -61.1%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR山田線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR山田線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
盛岡駅58.7万/坪
(25.4年/85.2坪)
48.5万/坪
(28.0年/80.6坪)
45.8万/坪
(28.9年/90.6坪)
上盛岡駅---
山岸駅---
上米内駅---
松草駅---
箱石駅-2.9万/坪
(0年/172坪)
-
陸中川井駅--1.7万/坪
(42.0年/175坪)
茂市駅--94.9万/坪
(0年/98.3坪)
蟇目駅--11.3万/坪
(36.5年/49.9坪)
花原市駅---
千徳駅65.6万/坪
(21.0年/75.6坪)
35.3万/坪
(31.2年/76.1坪)
55.8万/坪
(21.1年/104坪)
宮古駅16.9万/坪
(33.8年/109坪)
35.3万/坪
(33.7年/87.0坪)
42.3万/坪
(30.3年/122坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

千徳駅65.6 万/坪(昨年同期比 +85.8 %)

千徳駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.6万円/坪(19.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +85.8%( +30.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 31.2年から -32.5 %減)。平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 76.1 坪から -0.7 %減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 27.7 坪から +11.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 31.2 年 → 2020年 21.0 年、-32.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 37.5 %)

宮古駅16.9 万/坪(昨年同期比 -52.1 %)

宮古駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.9万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -52.1%( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて -61.1%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 33.8年(昨年 33.7年から +0.5 %増)。平均土地面積は 109.3 坪 (昨年 87.0 坪から +25.7 %増)。平均建物面積は 52.3 坪 (昨年 48.8 坪から +7.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 28.2 分 → 2020年 19.0 分、-32.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 62.5 % → 2020年 60.0 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 22.2 % → 2020年 14.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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