JR赤穂線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期のJR赤穂線 (寒河駅東岡山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.2万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.3%( +2.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 47 件(1年前(2019年)に比べて +34.3%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.9年(昨年 28.4年から -16.1 %減)。平均土地面積は 85.1 坪 (昨年 114.1 坪から -25.4 %減)。平均建物面積は 42.9 坪 (昨年 42.9 坪から +0.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。香登駅東岡山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは香登駅で昨年に比べ +98.8 %、坪単価は 33.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(香登駅東岡山駅)は +81.4 %(坪単価 +26.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(邑久駅西大寺駅)は -12.5 %(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 28.4 年 → 2020年 23.9 年、-16.1 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 31.2 % → 2020年 21.6 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 40.6 % → 2020年 40.5 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 32.8 分 → 2020年 36.2 分、+10.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 18.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった東岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.4万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +64.0%( +36.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった日生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -4.7%( -0.3万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR赤穂線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR赤穂線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
寒河駅---
日生駅5.9万/坪
(33.4年/53.3坪)
6.2万/坪
(39.8年/47.4坪)
7.8万/坪
(36.6年/47.5坪)
伊里駅--7.8万/坪
(0年/60.5坪)
備前片上駅-11.0万/坪
(54.8年/188坪)
-
西片上駅18.5万/坪
(0年/94.5坪)
-14.5万/坪
(47.8年/166坪)
伊部駅--114万/坪
(-0.25年/66.6坪)
香登駅16.6万/坪
(25.8年/185坪)
-
長船駅-32.8万/坪
(25.8年/96.5坪)
26.7万/坪
(19.8年/74.9坪)
邑久駅27.7万/坪
(28.7年/137坪)
34.6万/坪
(30.8年/89.5坪)
36.2万/坪
(29.3年/165坪)
大富駅-27.5万/坪
(31.8年/78.7坪)
60.6万/坪
(0.8年/46.9坪)
西大寺駅47.7万/坪
(15.8年/60.1坪)
50.2万/坪
(20.6年/86.9坪)
67.9万/坪
(0.8年/42.4坪)
大多羅駅45.2万/坪
(36.6年/78.1坪)
43.9万/坪
(30.8年/126坪)
56.8万/坪
(22.8年/65.8坪)
東岡山駅93.4万/坪
(21.8年/127坪)
57.0万/坪
(20.5年/198坪)
68.4万/坪
(13.1年/114坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

香登駅33.1 万/坪(昨年同期比 +98.8 %)

香登駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +98.8%( +16.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 17.8年(昨年 25.8年から -31.1 %減)。平均建物面積は 105.9 坪 (昨年 49.9 坪から +112.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 25.8 年 → 2020年 17.8 年、-31.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.0 分 → 2020年 18.0 分、+80.0 %と大きく増加)

東岡山駅93.4 万/坪(昨年同期比 +64.0 %)

東岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.4万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +64.0%( +36.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.8年(昨年 20.5年から +6.1 %増)。平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 198.4 坪から -36.0 %減)。平均建物面積は 53.9 坪 (昨年 57.2 坪から -5.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.4 分 → 2020年 15.3 分、-21.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)

邑久駅27.7 万/坪(昨年同期比 -20.2 %)

邑久駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.7万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -20.2%( -7.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +120.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.7年(昨年 30.8年から -6.9 %減)。平均土地面積は 137.1 坪 (昨年 89.5 坪から +53.1 %増)。平均建物面積は 46.8 坪 (昨年 43.0 坪から +8.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 80.0 % → 2020年 66.7 %)

西大寺駅47.7 万/坪(昨年同期比 -4.9 %)

西大寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.7万円/坪(14.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -4.9%( -2.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて +142.9%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 15.8年(昨年 20.6年から -23.3 %減)。平均土地面積は 60.1 坪 (昨年 86.9 坪から -30.8 %減)。平均建物面積は 38.4 坪 (昨年 30.5 坪から +26.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 20.6 年 → 2020年 15.8 年、-23.3 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 24.0 分 → 2020年 21.2 分、-11.5 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 7.1 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 60.0 % → 2020年 28.6 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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