JR本四備讃線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年4月〜6月期のJR本四備讃線 (茶屋町駅児島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.6万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -5.0%( -2.0万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 19 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 30.0年(昨年 27.3年から +9.9 %増)。平均土地面積は 89.1 坪 (昨年 117.3 坪から -24.1 %減)。平均建物面積は 70.1 坪 (昨年 55.0 坪から +27.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。茶屋町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは茶屋町駅で昨年に比べ +25.5 %、坪単価は 63.8 万円/坪となった。

上位 1 駅(茶屋町駅)は +25.5 %(坪単価 +13.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上の町駅)は -38.7 %(坪単価 -14.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 25.3 分 → 2022年 21.0 分、-16.9 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 17.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 26.7 % → 2022年 41.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 17.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.8万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +25.5%( +13.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった上の町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -38.7%( -14.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR本四備讃線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR本四備讃線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
茶屋町駅63.8万/坪
(22.7年/115坪)
50.8万/坪
(28.7年/61.7坪)
107万/坪
(0.25年/56.7坪)
植松駅--48.8万/坪
(0.25年/52.9坪)
木見駅26.2万/坪
(14.8年/113坪)
39.3万/坪
(16.9年/219坪)
37.6万/坪
(31.3年/53.3坪)
上の町駅22.1万/坪
(39.3年/71.1坪)
36.1万/坪
(16.3年/55.0坪)
62.4万/坪
(10.9年/73.9坪)
児島駅29.1万/坪
(36.2年/75.0坪)
34.0万/坪
(36.7年/137坪)
49.6万/坪
(18.6年/76.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

茶屋町駅63.8 万/坪(昨年同期比 +25.5 %)

茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.8万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +25.5%( +13.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 22.7年(昨年 28.7年から -20.9 %減)。平均土地面積は 114.6 坪 (昨年 61.7 坪から +85.8 %増)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 35.1 坪から +68.1 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 28.7 年 → 2022年 22.7 年、-20.9 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 40.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.4 分 → 2022年 20.0 分、+38.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 40.0 %)

上の町駅22.1 万/坪(昨年同期比 -38.7 %)

上の町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -38.7%( -14.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 39.3年(昨年 16.3年から +141.5 %増)。平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 55.0 坪から +29.4 %増)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 36.8 坪から -24.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 23.0 分 → 2022年 16.0 分、-30.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 16.3 年 → 2022年 39.3 年、+141.5 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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