JR宇野線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期のJR宇野線 (岡山駅宇野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.6万円/坪(18.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.1%( -11.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 105 件(1年前(2018年)に比べて +19.3%( +17件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 24.1年(昨年 23.1年から +4.4 %増)。平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 69.7 坪から +0.6 %増)。平均建物面積は 54.2 坪 (昨年 57.1 坪から -5.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。茶屋町駅備前片岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは茶屋町駅で昨年に比べ +43.2 %、坪単価は 69.7 万円/坪となった。

上位 2 駅(茶屋町駅備前片岡駅)は +32.7 %(坪単価 +12.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大元駅常山駅)は -76.9 %(坪単価 -352.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.7 % → 2019年 30.9 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 36.8 分 → 2019年 44.4 分、+20.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 19.5 % → 2019年 25.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.9 % → 2019年 11.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.0万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -87.7%( -676.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった常山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -66.1%( -29.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

JR宇野線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR宇野線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岡山駅69.8万/坪
(20.4年/71.6坪)
63.9万/坪
(27.5年/68.0坪)
62.1万/坪
(26.1年/82.1坪)
大元駅95.0万/坪
(24.1年/97.8坪)
771万/坪
(15.8年/109坪)
72.8万/坪
(20.5年/94.5坪)
備前西市駅70.9万/坪
(21.1年/43.6坪)
97.2万/坪
(10.2年/56.7坪)
74.5万/坪
(16.0年/90.3坪)
妹尾駅81.4万/坪
(14.3年/58.6坪)
-68.0万/坪
(18.2年/57.2坪)
備中箕島駅-86.0万/坪
(0.8年/48.4坪)
89.3万/坪
(0年/54.5坪)
早島駅53.6万/坪
(29.5年/113坪)
-57.0万/坪
(14.4年/59.4坪)
久々原駅44.1万/坪
(39.8年/22.7坪)
--
茶屋町駅69.7万/坪
(23.8年/54.5坪)
48.7万/坪
(16.3年/65.8坪)
31.4万/坪
(33.6年/80.3坪)
彦崎駅---
備前片岡駅19.1万/坪
(37.3年/38.6坪)
15.7万/坪
(0年/160坪)
-
迫川駅26.9万/坪
(36.3年/53.7坪)
44.1万/坪
(14.8年/52.2坪)
-
常山駅14.9万/坪
(36.3年/110坪)
43.9万/坪
(15.8年/81.7坪)
33.5万/坪
(25.8年/94.3坪)
八浜駅6.6万/坪
(55.8年/113坪)
--
備前田井駅-16.5万/坪
(22.8年/130坪)
-
宇野駅23.9万/坪
(38.6年/55.8坪)
26.0万/坪
(31.1年/104坪)
8.6万/坪
(50.5年/56.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

茶屋町駅69.7 万/坪(昨年同期比 +43.2 %)

茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +43.2%( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.8年(昨年 16.3年から +46.1 %増)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 65.8 坪から -17.2 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 34.8 坪から -17.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 21.2 分 → 2019年 14.0 分、-34.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 16.3 年 → 2019年 23.8 年、+46.1 %と大きく増加)

備前片岡駅19.1 万/坪(昨年同期比 +22.1 %)

備前片岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.1万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +22.1%( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 160.3 坪から -75.9 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 57.5 坪から -57.9 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.0 分 → 2019年 19.5 分、+143.8 %と大きく増加)

大元駅95.0 万/坪(昨年同期比 -87.7 %)

大元駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.0万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -87.7%( -676.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 24.1年(昨年 15.8年から +52.9 %増)。平均土地面積は 97.8 坪 (昨年 108.9 坪から -10.2 %減)。平均建物面積は 87.2 坪 (昨年 4.5 坪から +1822.2 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.8 年 → 2019年 24.1 年、+52.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 18.0 分 → 2019年 20.7 分、+14.8 %と増加)

常山駅14.9 万/坪(昨年同期比 -66.1 %)

常山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.9万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -66.1%( -29.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 36.3年(昨年 15.8年から +130.1 %増)。平均土地面積は 110.4 坪 (昨年 81.7 坪から +35.2 %増)。平均建物面積は 66.6 坪 (昨年 74.1 坪から -10.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 15.8 年 → 2019年 36.3 年、+130.1 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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