山陽新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年10月〜12月期の山陽新幹線 (岡山駅新倉敷駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.8万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +17.4%( +10.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 69 件(1年前(2020年)に比べて +16.9%( +10件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 27.7年(昨年 26.8年から +3.2 %増)。平均土地面積は 68.2 坪 (昨年 73.0 坪から -6.6 %減)。平均建物面積は 54.4 坪 (昨年 41.0 坪から +32.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。新倉敷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新倉敷駅で昨年に比べ +61.8 %、坪単価は 74.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(新倉敷駅)は +61.8 %(坪単価 +28.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岡山駅)は +8.9 %(坪単価 +5.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 % → 2021年 13.3 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 24.4 % → 2021年 20.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.8 % → 2021年 41.7 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった新倉敷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.1万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +61.8%( +28.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -7.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +8.9%( +5.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 57 件(1年前(2020年)に比べて +23.9%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

山陽新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
山陽新幹線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岡山駅69.0万/坪
(30.5年/71.7坪)
63.4万/坪
(26.8年/65.6坪)
69.8万/坪
(20.4年/71.6坪)
新倉敷駅74.1万/坪
(12.0年/51.8坪)
45.8万/坪
(27.1年/98.8坪)
49.3万/坪
(16.3年/110坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

新倉敷駅74.1 万/坪(昨年同期比 +61.8 %)

新倉敷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.1万円/坪(22.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +61.8%( +28.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -7.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 12.0年(昨年 27.1年から -55.9 %減)。平均土地面積は 51.8 坪 (昨年 98.8 坪から -47.6 %減)。平均建物面積は 30.9 坪 (昨年 45.6 坪から -32.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 27.1 年 → 2021年 12.0 年、-55.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 31.0 分 → 2021年 24.2 分、-21.8 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 11.1 %)

岡山駅69.0 万/坪(昨年同期比 +8.9 %)

岡山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +8.9%( +5.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 57 件(1年前(2020年)に比べて +23.9%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 30.5年(昨年 26.8年から +13.8 %増)。平均土地面積は 71.7 坪 (昨年 65.6 坪から +9.3 %増)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 39.7 坪から +48.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 29.7 % → 2021年 19.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.1 % → 2021年 11.8 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 26.8 年 → 2021年 30.5 年、+13.8 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 35.1 % → 2021年 47.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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