JR身延線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR身延線 (十島駅甲府駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.8万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +3.8%( +1.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 341 件(1年前(2019年)に比べて +15.2%( +45件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 22.5年(昨年 23.1年から -2.6 %減)。平均土地面積は 88.3 坪 (昨年 90.8 坪から -2.7 %減)。平均建物面積は 44.3 坪 (昨年 50.1 坪から -11.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。東花輪駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは波高島駅で昨年に比べ +371.7 %、坪単価は 13.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(波高島駅十島駅)は +334.5 %(坪単価 +20.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(金手駅小井川駅)は -59.6 %(坪単価 -46.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 0.4 % → 2020年 1.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.7 % → 2020年 27.2 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.4 % → 2020年 2.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった常永駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.6万円/坪(21.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +16.2%( +10.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2019年)に比べて +64.7%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった身延駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.2万円/坪(2.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +133.0%( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR身延線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR身延線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
十島駅41.0万/坪
(13.0年/115坪)
10.3万/坪
(45.5年/139坪)
-
井出駅---
内船駅-24.8万/坪
(19.3年/118坪)
8.7万/坪
(28.8年/78.7坪)
甲斐大島駅---
身延駅9.2万/坪
(42.8年/167坪)
4.0万/坪
(43.5年/43.9坪)
-
塩之沢駅--6.6万/坪
(38.0年/175坪)
波高島駅13.3万/坪
(43.5年/112坪)
2.8万/坪
(25.0年/178坪)
17.9万/坪
(25.6年/89.7坪)
下部温泉駅---
甲斐常葉駅---
市ノ瀬駅--3.3万/坪
(0年/118坪)
久那土駅---
甲斐岩間駅-9.3万/坪
(52.8年/150坪)
21.9万/坪
(15.4年/124坪)
落居駅12.9万/坪
(32.5年/233坪)
-22.1万/坪
(20.3年/93.8坪)
鰍沢口駅41.3万/坪
(33.0年/87.7坪)
65.4万/坪
(22.8年/101坪)
5.9万/坪
(39.5年/93.8坪)
市川大門駅23.9万/坪
(28.1年/109坪)
35.7万/坪
(26.0年/150坪)
29.0万/坪
(39.0年/103坪)
市川本町駅17.8万/坪
(36.5年/109坪)
-16.2万/坪
(44.8年/60.5坪)
芦川駅-3.0万/坪
(45.5年/93.8坪)
-
甲斐上野駅-26.7万/坪
(30.4年/157坪)
43.0万/坪
(0年/40.8坪)
東花輪駅66.6万/坪
(12.7年/93.1坪)
42.7万/坪
(25.6年/124坪)
39.1万/坪
(23.2年/105坪)
小井川駅46.2万/坪
(15.8年/92.1坪)
92.4万/坪
(15.3年/108坪)
45.1万/坪
(16.7年/83.1坪)
常永駅71.6万/坪
(15.0年/95.0坪)
61.6万/坪
(13.8年/107坪)
63.0万/坪
(12.4年/84.8坪)
国母駅62.2万/坪
(15.7年/86.7坪)
65.9万/坪
(12.4年/68.7坪)
57.7万/坪
(21.8年/142坪)
甲斐住吉駅57.5万/坪
(17.1年/99.1坪)
56.4万/坪
(15.3年/83.7坪)
64.8万/坪
(15.0年/101坪)
南甲府駅48.9万/坪
(24.8年/71.9坪)
41.0万/坪
(28.2年/74.6坪)
33.9万/坪
(30.3年/92.1坪)
善光寺駅40.7万/坪
(28.4年/54.9坪)
62.6万/坪
(7.4年/52.9坪)
71.7万/坪
(18.0年/66.6坪)
金手駅20.8万/坪
(42.4年/54.5坪)
67.6万/坪
(19.9年/35.9坪)
111万/坪
(33.2年/90.9坪)
甲府駅47.2万/坪
(28.5年/85.4坪)
43.7万/坪
(29.4年/81.9坪)
53.7万/坪
(30.4年/85.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

波高島駅13.3 万/坪(昨年同期比 +371.7 %)

波高島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.3万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +371.7%( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 43.5年(昨年 25.0年から +74.0 %増)。平均土地面積は 111.6 坪 (昨年 178.5 坪から -37.5 %減)。平均建物面積は 49.2 坪 (昨年 83.2 坪から -40.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 90.0 分 → 2020年 46.2 分、-48.7 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 25.0 年 → 2020年 43.5 年、+74.0 %と大きく増加)

十島駅41.0 万/坪(昨年同期比 +297.2 %)

十島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.0万円/坪(12.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +297.2%( +30.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 13.0年(昨年 45.5年から -71.4 %減)。平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 139.2 坪から -17.4 %減)。平均建物面積は 43.9 坪 (昨年 48.4 坪から -9.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 45.5 年 → 2020年 13.0 年、-71.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.0 分 → 2020年 18.0 分、-21.7 %と大きく減少)

金手駅20.8 万/坪(昨年同期比 -69.2 %)

金手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.8万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -69.2%( -46.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて +28.6%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 42.4年(昨年 19.9年から +112.6 %増)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 35.9 坪から +51.8 %増)。平均建物面積は 33.9 坪 (昨年 41.8 坪から -19.0 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 19.9 年 → 2020年 42.4 年、+112.6 %と大きく増加)

小井川駅46.2 万/坪(昨年同期比 -50.0 %)

小井川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.2万円/坪(14.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -50.0%( -46.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2019年)に比べて +13.3%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 15.8年(昨年 15.3年から +3.1 %増)。平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 108.2 坪から -14.9 %減)。平均建物面積は 46.8 坪 (昨年 30.4 坪から +53.8 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 40.9 分 → 2020年 29.8 分、-27.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 15.4 % → 2020年 9.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 23.1 % → 2020年 27.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 30.8 % → 2020年 27.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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