中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期のJR利府線 (岩切駅~利府駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.6万円/坪(29.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -5.7%( -6.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて -52.0%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 8.1年から +149.3 %増)。平均土地面積は 76.4 坪 (昨年 85.8 坪から -11.0 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 58.2 坪から -40.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。利府駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは岩切駅で昨年に比べ -8.7 %、坪単価は 94.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(利府駅)は -3.0 %(坪単価 -3.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岩切駅)は -8.7 %(坪単価 -9.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.6 分 → 2021年 17.2 分、-11.8 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 8.1 年 → 2021年 20.1 年、+149.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.0 % → 2021年 44.4 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった利府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -3.0%( -3.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -56.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岩切駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.3万円/坪(28.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -8.7%( -9.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR利府線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岩切駅 | 94.3万/坪 (12.6年/47.8坪) | 103万/坪 (4.5年/84.4坪) | 106万/坪 (18.3年/111坪) |
新利府駅 | - | - | - |
利府駅 | 102万/坪 (29.5年/96.8坪) | 105万/坪 (10.0年/86.7坪) | 93.5万/坪 (6.4年/81.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
利府駅 102.2 万/坪(昨年同期比 -3.0 %)
利府駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -3.0%( -3.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて -56.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.5年(昨年 10.0年から +196.4 %増)。平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 86.7 坪から +11.6 %増)。平均建物面積は 36.6 坪 (昨年 45.7 坪から -20.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.9 分 → 2021年 17.4 分、-12.3 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 10.0 年 → 2021年 29.5 年、+196.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 50.0 %)
岩切駅 94.3 万/坪(昨年同期比 -8.7 %)
岩切駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.3万円/坪(28.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -8.7%( -9.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -44.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.6年(昨年 4.5年から +178.8 %増)。平均土地面積は 47.8 坪 (昨年 84.4 坪から -43.3 %減)。平均建物面積は 32.7 坪 (昨年 79.0 坪から -58.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 19.0 分 → 2021年 17.0 分、-10.5 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 4.5 年 → 2021年 12.6 年、+178.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示