中古一戸建て相場の概況
2019年4月〜6月期の近鉄田原本線 (大輪田駅~西田原本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.6万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.7%( -8.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +55.6%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 20.9年から +6.2 %増)。平均土地面積は 57.8 坪 (昨年 75.8 坪から -23.8 %減)。平均建物面積は 33.2 坪 (昨年 46.9 坪から -29.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。佐味田川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは佐味田川駅で昨年に比べ +39.4 %、坪単価は 53.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(佐味田川駅)は +39.4 %(坪単価 +15.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(池部駅)は -71.1 %(坪単価 -56.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.5 % → 2019年 21.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 14.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.5 % → 2019年 35.7 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.5 % → 2019年 35.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった佐味田川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.3万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +39.4%( +15.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった池部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -71.1%( -56.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄田原本線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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大輪田駅 | 37.7万/坪 (37.9年/82.7坪) | 40.2万/坪 (43.3年/65.0坪) | 51.9万/坪 (20.3年/56.0坪) |
佐味田川駅 | 53.3万/坪 (21.3年/55.5坪) | 38.3万/坪 (28.3年/39.3坪) | 21.0万/坪 (27.8年/65.5坪) |
池部駅 | 22.9万/坪 (35.8年/62.8坪) | 79.3万/坪 (1.3年/49.9坪) | - |
箸尾駅 | 40.3万/坪 (12.3年/44.2坪) | 48.6万/坪 (13.9年/106坪) | 67.1万/坪 (0.25年/56.0坪) |
但馬駅 | - | 46.3万/坪 (9.3年/69.6坪) | - |
黒田駅 | 62.8万/坪 (0.25年/48.4坪) | - | - |
西田原本駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
佐味田川駅 53.3 万/坪(昨年同期比 +39.4 %)
佐味田川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.3万円/坪(16.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +39.4%( +15.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 28.3年から -24.8 %減)。平均土地面積は 55.5 坪 (昨年 39.3 坪から +41.0 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 28.7 坪から +26.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2018年 28.3 年 → 2019年 21.3 年、-24.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.0 分 → 2019年 6.7 分、-39.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)
池部駅 22.9 万/坪(昨年同期比 -71.1 %)
池部駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -71.1%( -56.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 1.3年から +2757.3 %増)。平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 49.9 坪から +25.8 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 30.3 坪から +5.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 1.3 年 → 2019年 35.8 年、+2757.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 18.0 分、+28.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示