近鉄京都線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜3月期の近鉄京都線 (高の原駅大和西大寺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.3万円/坪(27.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.7%( +1.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2020年)に比べて +25.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.6年(昨年 21.4年から -22.7 %減)。平均土地面積は 71.2 坪 (昨年 80.4 坪から -11.4 %減)。平均建物面積は 73.0 坪 (昨年 38.5 坪から +89.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。

上位 1 駅(大和西大寺駅)は +1.4 %(坪単価 +1.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(高の原駅)は +1.3 %(坪単価 +1.3 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 21.4 年 → 2021年 16.6 年、-22.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2020年 19.5 分 → 2021年 16.2 分、-16.9 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 50.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 26.7 % → 2021年 15.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.7 % → 2021年 30.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった高の原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.3%( +1.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大和西大寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.4%( +1.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて +16.7%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

近鉄京都線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
近鉄京都線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高の原駅108万/坪
(12.0年/63.8坪)
107万/坪
(2.5年/57.5坪)
161万/坪
(-1.00年/78.7坪)
平城駅--89.3万/坪
(1.0年/49.9坪)
大和西大寺駅85.6万/坪
(18.5年/73.9坪)
84.3万/坪
(28.3年/88.1坪)
68.8万/坪
(16.0年/118坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大和西大寺駅85.6 万/坪(昨年同期比 +1.4 %)

大和西大寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.4%( +1.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて +16.7%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 18.5年(昨年 28.3年から -34.6 %減)。平均土地面積は 73.9 坪 (昨年 88.1 坪から -16.1 %減)。平均建物面積は 74.0 坪 (昨年 41.4 坪から +78.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 28.3 年 → 2021年 18.5 年、-34.6 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 19.6 分 → 2021年 15.6 分、-20.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.3 % → 2021年 50.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 36.4 % → 2021年 21.4 %)

高の原駅108.1 万/坪(昨年同期比 +1.3 %)

高の原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.3%( +1.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.0年(昨年 2.5年から +379.8 %増)。平均土地面積は 63.8 坪 (昨年 57.5 坪から +11.1 %増)。平均建物面積は 70.6 坪 (昨年 31.0 坪から +127.6 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 2.5 年 → 2021年 12.0 年、+379.8 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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