中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期の近鉄けいはんな線 (生駒駅~学研奈良登美ケ丘駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.3万円/坪(24.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +21.7%( +14.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(1年前(2021年)に比べて -48.1%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.0年(昨年 25.3年から -5.2 %減)。平均土地面積は 84.9 坪 (昨年 71.4 坪から +18.9 %増)。平均建物面積は 42.8 坪 (昨年 42.5 坪から +0.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。生駒駅、白庭台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは白庭台駅で昨年に比べ +79.4 %、坪単価は 109 万円/坪となった。
上位 1 駅(白庭台駅)は +79.4 %(坪単価 +48.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(学研奈良登美ケ丘駅)は +1.8 %(坪単価 +1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.4 % → 2022年 28.0 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 22.4 % → 2022年 16.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.8 % → 2022年 52.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 3.8 % → 2022年 3.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった白庭台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(32.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +79.4%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった生駒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.9万円/坪(19.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +31.6%( +15.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
近鉄けいはんな線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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生駒駅 | 63.9万/坪 (23.5年/83.9坪) | 48.6万/坪 (31.8年/62.9坪) | 49.9万/坪 (27.3年/126坪) |
白庭台駅 | 109万/坪 (27.8年/73.8坪) | 60.5万/坪 (27.2年/59.0坪) | 54.9万/坪 (21.0年/57.5坪) |
学研北生駒駅 | 72.7万/坪 (30.4年/73.6坪) | 64.8万/坪 (30.0年/102坪) | 70.7万/坪 (29.0年/112坪) |
学研奈良登美ケ丘駅 | 94.0万/坪 (19.2年/99.2坪) | 92.3万/坪 (14.4年/62.4坪) | 104万/坪 (18.1年/70.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
白庭台駅 108.6 万/坪(昨年同期比 +79.4 %)
白庭台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(32.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +79.4%( +48.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 27.8年(昨年 27.2年から +2.0 %増)。平均土地面積は 73.8 坪 (昨年 59.0 坪から +25.1 %増)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 40.5 坪から -2.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 17.8 分 → 2022年 15.2 分、-14.6 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 80.0 % → 2022年 50.0 %)
学研奈良登美ケ丘駅 94.0 万/坪(昨年同期比 +1.8 %)
学研奈良登美ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.0万円/坪(28.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.8%( +1.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -58.8%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.2年(昨年 14.4年から +32.8 %増)。平均土地面積は 99.2 坪 (昨年 62.4 坪から +59.0 %増)。平均建物面積は 35.7 坪 (昨年 37.8 坪から -5.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 43.8 % → 2022年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 14.4 年 → 2022年 19.2 年、+32.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 17.9 分 → 2022年 20.6 分、+14.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示