JR川越線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期のJR川越線 (大宮駅高麗川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.5%( +0.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 119 件(1年前(2021年)に比べて -27.0%( -44件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.1年(昨年 11.4年から +15.1 %増)。平均土地面積は 64.4 坪 (昨年 50.1 坪から +28.4 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 43.9 坪から +6.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西大宮駅的場駅高麗川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高麗川駅で昨年に比べ +82.9 %、坪単価は 66.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(高麗川駅的場駅)は +63.4 %(坪単価 +29.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(武蔵高萩駅西川越駅)は -49.5 %(坪単価 -36.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.6 % → 2022年 4.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 11.4 年 → 2022年 13.1 年、+15.1 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 63.1 % → 2022年 46.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.4 % → 2022年 23.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +36.4%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2021年)に比べて -40.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった武蔵高萩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -70.2%( -39.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR川越線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR川越線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅135万/坪
(12.4年/60.0坪)
150万/坪
(12.3年/52.2坪)
123万/坪
(7.1年/34.6坪)
日進駅122万/坪
(12.1年/86.2坪)
124万/坪
(4.0年/37.5坪)
108万/坪
(5.3年/33.3坪)
西大宮駅149万/坪
(4.4年/51.8坪)
109万/坪
(4.9年/45.4坪)
136万/坪
(3.7年/50.9坪)
指扇駅79.8万/坪
(14.3年/60.3坪)
94.1万/坪
(13.8年/63.1坪)
77.7万/坪
(13.7年/41.8坪)
南古谷駅72.3万/坪
(8.3年/52.9坪)
86.8万/坪
(12.0年/46.3坪)
59.3万/坪
(18.8年/69.1坪)
川越駅107万/坪
(20.1年/55.4坪)
91.8万/坪
(11.8年/59.0坪)
77.1万/坪
(20.2年/52.6坪)
西川越駅84.8万/坪
(14.5年/40.8坪)
119万/坪
(0.5年/35.5坪)
72.9万/坪
(39.4年/176坪)
的場駅97.9万/坪
(7.0年/39.8坪)
68.0万/坪
(21.4年/35.7坪)
63.7万/坪
(11.3年/35.9坪)
笠幡駅88.5万/坪
(12.6年/84.5坪)
85.9万/坪
(5.2年/38.7坪)
67.2万/坪
(15.6年/92.9坪)
武蔵高萩駅16.8万/坪
(38.8年/203坪)
56.3万/坪
(19.5年/51.6坪)
36.0万/坪
(27.0年/74.4坪)
高麗川駅66.1万/坪
(16.0年/48.4坪)
36.1万/坪
(30.7年/44.6坪)
28.0万/坪
(30.6年/63.0坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

高麗川駅66.1 万/坪(昨年同期比 +82.9 %)

高麗川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +82.9%( +30.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 16.0年(昨年 30.7年から -47.8 %減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 44.6 坪から +8.5 %増)。平均建物面積は 25.0 坪 (昨年 43.6 坪から -42.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 30.7 年 → 2022年 16.0 年、-47.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 40.0 %)

的場駅97.9 万/坪(昨年同期比 +43.9 %)

的場駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.9万円/坪(29.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +43.9%( +29.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 7.0年(昨年 21.4年から -67.3 %減)。平均土地面積は 39.8 坪 (昨年 35.7 坪から +11.6 %増)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 26.9 坪から +6.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 21.4 年 → 2022年 7.0 年、-67.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.2 分 → 2022年 13.3 分、+62.6 %と大きく増加)

武蔵高萩駅16.8 万/坪(昨年同期比 -70.2 %)

武蔵高萩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -70.2%( -39.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 38.8年(昨年 19.5年から +98.7 %増)。平均土地面積は 203.1 坪 (昨年 51.6 坪から +293.4 %増)。平均建物面積は 189.4 坪 (昨年 27.6 坪から +586.3 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 19.5 年 → 2022年 38.8 年、+98.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 13.8 分 → 2022年 19.0 分、+38.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 75.0 %)

西川越駅84.8 万/坪(昨年同期比 -28.7 %)

西川越駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.8万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -28.7%( -34.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.5年(昨年 0.5年から +2801.9 %増)。平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 35.5 坪から +14.9 %増)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 27.2 坪から +13.9 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 0.5 年 → 2022年 14.5 年、+2801.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.8 分 → 2022年 18.0 分、+132.3 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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