JR川越線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年4月〜6月期のJR川越線 (大宮駅高麗川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 120万円/坪(36.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +22.4%( +21.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 122 件(1年前(2019年)に比べて +24.5%( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.9年(昨年 10.6年から +3.3 %増)。平均土地面積は 46.4 坪 (昨年 53.3 坪から -13.0 %減)。平均建物面積は 34.6 坪 (昨年 44.2 坪から -21.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。大宮駅日進駅川越駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大宮駅で昨年に比べ +59.0 %、坪単価は 194 万円/坪となった。

上位 2 駅(大宮駅日進駅)は +49.9 %(坪単価 +52.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(指扇駅高麗川駅)は -47.8 %(坪単価 -44.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 61.7 % → 2020年 64.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 22.3 % → 2020年 21.1 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 7.1 % → 2020年 6.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 194万円/坪(58.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +59.0%( +71.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2019年)に比べて +20.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった武蔵高萩駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -28.2%( -8.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

JR川越線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR川越線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅194万/坪
(9.0年/43.6坪)
122万/坪
(10.7年/49.8坪)
95.2万/坪
(11.8年/76.2坪)
日進駅114万/坪
(10.5年/42.5坪)
81.2万/坪
(34.5年/37.3坪)
122万/坪
(5.1年/35.7坪)
西大宮駅115万/坪
(1.5年/42.7坪)
121万/坪
(3.3年/51.8坪)
136万/坪
(1.6年/41.4坪)
指扇駅52.7万/坪
(30.3年/30.8坪)
111万/坪
(2.6年/33.7坪)
105万/坪
(0.25年/39.9坪)
南古谷駅58.9万/坪
(18.1年/39.3坪)
71.7万/坪
(12.7年/36.5坪)
61.8万/坪
(19.6年/46.4坪)
川越駅128万/坪
(13.0年/57.2坪)
92.1万/坪
(7.2年/74.4坪)
95.6万/坪
(17.6年/62.2坪)
西川越駅74.6万/坪
(13.6年/56.7坪)
-31.5万/坪
(30.3年/80.9坪)
的場駅76.1万/坪
(9.4年/49.7坪)
74.8万/坪
(6.7年/34.8坪)
63.2万/坪
(21.7年/85.3坪)
笠幡駅62.6万/坪
(14.8年/41.1坪)
69.8万/坪
(1.3年/33.3坪)
57.3万/坪
(11.8年/55.0坪)
武蔵高萩駅22.5万/坪
(25.9年/59.9坪)
31.4万/坪
(24.9年/79.9坪)
62.4万/坪
(12.3年/99.8坪)
高麗川駅41.4万/坪
(17.9年/61.5坪)
72.7万/坪
(20.7年/119坪)
57.7万/坪
(14.6年/87.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大宮駅193.7 万/坪(昨年同期比 +59.0 %)

大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 194万円/坪(58.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +59.0%( +71.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2019年)に比べて +20.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.0年(昨年 10.7年から -15.7 %減)。平均土地面積は 43.6 坪 (昨年 49.8 坪から -12.4 %減)。平均建物面積は 37.9 坪 (昨年 51.8 坪から -26.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 10.7 年 → 2020年 9.0 年、-15.7 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 56.7 % → 2020年 66.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 26.7 % → 2020年 21.2 %)

日進駅114.5 万/坪(昨年同期比 +40.9 %)

日進駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +40.9%( +33.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.5年(昨年 34.5年から -69.7 %減)。平均土地面積は 42.5 坪 (昨年 37.3 坪から +13.9 %増)。平均建物面積は 35.4 坪 (昨年 28.1 坪から +25.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 34.5 年 → 2020年 10.5 年、-69.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 60.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.8 分 → 2020年 15.1 分、+39.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 30.0 %)

指扇駅52.7 万/坪(昨年同期比 -52.6 %)

指扇駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(15.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -52.6%( -58.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.3年(昨年 2.6年から +1056.7 %増)。平均土地面積は 30.8 坪 (昨年 33.7 坪から -8.7 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 25.3 坪から -16.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 27.3 % → 2020年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 2.6 年 → 2020年 30.3 年、+1056.7 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.5 分 → 2020年 21.0 分、+120.0 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 90.9 % → 2020年 33.3 %)

高麗川駅41.4 万/坪(昨年同期比 -43.1 %)

高麗川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.4万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -43.1%( -31.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.9年(昨年 20.7年から -13.2 %減)。平均土地面積は 61.5 坪 (昨年 118.6 坪から -48.1 %減)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 51.1 坪から -19.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 20.7 年 → 2020年 17.9 年、-13.2 %と減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 50.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.4 分 → 2020年 17.2 分、+82.6 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 16.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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