JR宇都宮線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR宇都宮線 (浦和駅栗橋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.2万円/坪(27.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -4.7%( -4.6万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 176 件(1年前(2018年)に比べて +10.7%( +17件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 14.1年(昨年 10.7年から +31.0 %増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 54.9 坪から +7.4 %増)。平均建物面積は 48.2 坪 (昨年 42.5 坪から +13.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。東鷲宮駅栗橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東鷲宮駅で昨年に比べ +39.5 %、坪単価は 66.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(東鷲宮駅栗橋駅)は +31.2 %(坪単価 +15.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(土呂駅白岡駅)は -25.5 %(坪単価 -29.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 20.9 % → 2019年 19.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 10.7 年 → 2019年 14.1 年、+31.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.2 % → 2019年 16.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 61.4 % → 2019年 54.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったさいたま新都心駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 143万円/坪(43.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -7.0%( -10.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった白岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.2万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.0%( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて -22.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR宇都宮線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR宇都宮線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
浦和駅132万/坪
(10.6年/42.3坪)
144万/坪
(6.9年/35.1坪)
175万/坪
(3.4年/37.6坪)
さいたま新都心駅143万/坪
(0.8年/38.7坪)
154万/坪
(1.0年/13.6坪)
83.5万/坪
(18.8年/36.6坪)
大宮駅116万/坪
(15.5年/52.5坪)
122万/坪
(12.7年/42.5坪)
106万/坪
(14.6年/40.7坪)
土呂駅118万/坪
(8.9年/69.6坪)
159万/坪
(0.3年/43.5坪)
134万/坪
(9.4年/35.4坪)
東大宮駅82.7万/坪
(18.0年/42.5坪)
96.9万/坪
(7.6年/46.6坪)
104万/坪
(7.3年/39.6坪)
蓮田駅63.3万/坪
(18.6年/45.3坪)
70.6万/坪
(12.6年/55.5坪)
84.2万/坪
(8.8年/58.3坪)
白岡駅52.2万/坪
(14.3年/60.7坪)
69.5万/坪
(8.8年/60.2坪)
68.9万/坪
(13.9年/51.9坪)
新白岡駅82.0万/坪
(14.3年/49.2坪)
85.2万/坪
(15.5年/59.9坪)
102万/坪
(9.0年/162坪)
久喜駅68.8万/坪
(12.7年/92.6坪)
85.0万/坪
(10.4年/84.9坪)
68.4万/坪
(13.2年/86.7坪)
東鷲宮駅66.0万/坪
(12.5年/189坪)
47.3万/坪
(13.2年/97.4坪)
65.8万/坪
(11.5年/79.0坪)
栗橋駅60.7万/坪
(14.6年/53.5坪)
49.4万/坪
(18.8年/63.9坪)
53.2万/坪
(6.8年/43.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

東鷲宮駅66.0 万/坪(昨年同期比 +39.5 %)

東鷲宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.0万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +39.5%( +18.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 13.2年から -5.3 %減)。平均土地面積は 189.1 坪 (昨年 97.4 坪から +94.1 %増)。平均建物面積は 104.4 坪 (昨年 43.9 坪から +137.9 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 25.0 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 25.0 %)

栗橋駅60.7 万/坪(昨年同期比 +22.9 %)

栗橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +22.9%( +11.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 14.6年(昨年 18.8年から -22.5 %減)。平均土地面積は 53.5 坪 (昨年 63.9 坪から -16.3 %減)。平均建物面積は 30.4 坪 (昨年 33.1 坪から -8.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 18.8 年 → 2019年 14.6 年、-22.5 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 25.7 分 → 2019年 20.1 分、-21.6 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 44.4 % → 2019年 55.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 22.2 %)

土呂駅117.7 万/坪(昨年同期比 -26.1 %)

土呂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -26.1%( -41.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 8.9年(昨年 0.3年から +2564.1 %増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 43.5 坪から +60.0 %増)。平均建物面積は 101.8 坪 (昨年 45.0 坪から +126.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.8 分 → 2019年 8.2 分、-23.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.3 年 → 2019年 8.9 年、+2564.1 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

白岡駅52.2 万/坪(昨年同期比 -25.0 %)

白岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.2万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.0%( -17.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(1年前(2018年)に比べて -22.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 14.3年(昨年 8.8年から +63.6 %増)。平均土地面積は 60.7 坪 (昨年 60.2 坪から +0.9 %増)。平均建物面積は 42.3 坪 (昨年 31.3 坪から +35.2 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 8.8 年 → 2019年 14.3 年、+63.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.5 分 → 2019年 22.8 分、+23.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.0 % → 2019年 18.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 70.0 % → 2019年 56.2 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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