中古一戸建て相場の概況
2021年7月〜9月期の西武狭山線 (西所沢駅~西武球場前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.3万円/坪(24.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -24.0%( -25.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 20 件(1年前(2020年)に比べて -23.1%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.4年(昨年 3.0年から +639.2 %増)。平均土地面積は 44.3 坪 (昨年 35.0 坪から +26.8 %増)。平均建物面積は 29.3 坪 (昨年 28.1 坪から +4.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。西所沢駅、下山口駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは下山口駅で昨年に比べ -14.0 %、坪単価は 75.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(西所沢駅)は -11.1 %(坪単価 -12.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下山口駅)は -14.0 %(坪単価 -12.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 3.0 年 → 2021年 22.4 年、+639.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 9.3 分 → 2021年 12.9 分、+38.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.0 % → 2021年 25.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 % → 2021年 20.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西所沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(31.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -11.1%( -12.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -72.2%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.3万円/坪(22.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.0%( -12.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +114.3%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
西武狭山線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
西所沢駅 | 102万/坪 (26.7年/52.0坪) | 115万/坪 (2.4年/35.6坪) | 91.7万/坪 (12.6年/56.5坪) |
下山口駅 | 75.3万/坪 (20.9年/41.7坪) | 87.6万/坪 (4.9年/34.4坪) | 77.5万/坪 (5.2年/38.8坪) |
西武球場前駅 | - | 104万/坪 (0.5年/27.2坪) | 52.0万/坪 (13.5年/30.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西所沢駅 102.3 万/坪(昨年同期比 -11.1 %)
西所沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(31.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -11.1%( -12.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて -72.2%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.7年(昨年 2.4年から +1019.0 %増)。平均土地面積は 52.0 坪 (昨年 35.6 坪から +46.0 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 28.8 坪から +4.9 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 2.4 年 → 2021年 26.7 年、+1019.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.1 分 → 2021年 15.8 分、+56.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.9 % → 2021年 20.0 %)
下山口駅 75.3 万/坪(昨年同期比 -14.0 %)
下山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.3万円/坪(22.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.0%( -12.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +114.3%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.9年(昨年 4.9年から +323.8 %増)。平均土地面積は 41.7 坪 (昨年 34.4 坪から +21.5 %増)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 27.2 坪から +6.7 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 4.9 年 → 2021年 20.9 年、+323.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.9 分 → 2021年 12.0 分、+75.0 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 26.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示