西武池袋線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の西武池袋線 (所沢駅吾野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.5万円/坪(27.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +3.4%( +2.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 611 件(1年前(2020年)に比べて -8.3%( -55件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 16.7年(昨年 15.5年から +7.7 %増)。平均土地面積は 47.8 坪 (昨年 46.9 坪から +2.0 %増)。平均建物面積は 35.2 坪 (昨年 35.0 坪から +0.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が減少。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。入間市駅武蔵横手駅吾野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは吾野駅で昨年に比べ +33.1 %、坪単価は 16.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(吾野駅武蔵横手駅)は +29.2 %(坪単価 +5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(稲荷山公園駅高麗駅)は -19.2 %(坪単価 -16.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 15.3 % → 2021年 14.2 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.6 % → 2021年 1.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.6 % → 2021年 28.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 44.3 % → 2021年 38.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった小手指駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 119万円/坪(35.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +8.6%( +9.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 77 件(1年前(2020年)に比べて +11.6%( +8件/坪)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった吾野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +33.1%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

西武池袋線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
西武池袋線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
所沢駅115万/坪
(15.3年/37.1坪)
116万/坪
(17.2年/50.7坪)
99.9万/坪
(20.5年/47.3坪)
西所沢駅95.1万/坪
(15.0年/44.7坪)
102万/坪
(6.7年/35.6坪)
98.3万/坪
(18.4年/42.5坪)
小手指駅119万/坪
(11.7年/43.4坪)
109万/坪
(10.3年/53.9坪)
109万/坪
(11.7年/40.5坪)
狭山ケ丘駅87.1万/坪
(15.0年/34.6坪)
81.4万/坪
(15.4年/49.9坪)
74.6万/坪
(19.9年/45.9坪)
武蔵藤沢駅90.5万/坪
(14.8年/49.5坪)
81.8万/坪
(17.4年/40.9坪)
88.8万/坪
(14.5年/44.5坪)
稲荷山公園駅105万/坪
(2.7年/43.9坪)
131万/坪
(36.6年/108坪)
30.9万/坪
(39.3年/39.3坪)
入間市駅88.3万/坪
(13.7年/51.0坪)
72.8万/坪
(17.9年/46.4坪)
69.2万/坪
(16.2年/41.4坪)
仏子駅65.6万/坪
(23.0年/71.0坪)
64.1万/坪
(15.3年/45.5坪)
56.3万/坪
(18.9年/64.7坪)
元加治駅89.5万/坪
(16.6年/59.7坪)
80.6万/坪
(13.4年/41.6坪)
61.9万/坪
(14.9年/45.2坪)
飯能駅61.5万/坪
(22.5年/60.0坪)
57.0万/坪
(21.2年/65.3坪)
74.7万/坪
(13.3年/62.5坪)
東飯能駅76.3万/坪
(18.6年/65.1坪)
69.5万/坪
(10.6年/44.0坪)
68.4万/坪
(16.0年/49.9坪)
高麗駅31.4万/坪
(36.5年/48.0坪)
38.5万/坪
(33.7年/58.7坪)
29.2万/坪
(32.0年/61.3坪)
武蔵横手駅33.8万/坪
(37.2年/182坪)
27.0万/坪
(26.3年/24.2坪)
62.6万/坪
(11.3年/93.8坪)
東吾野駅13.9万/坪
(47.3年/126坪)
-9.7万/坪
(20.8年/106坪)
吾野駅16.5万/坪
(48.5年/169坪)
12.4万/坪
(37.5年/135坪)
4.1万/坪
(36.8年/90.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

吾野駅16.5 万/坪(昨年同期比 +33.1 %)

吾野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +33.1%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 48.5年(昨年 37.5年から +29.3 %増)。平均土地面積は 169.4 坪 (昨年 135.4 坪から +25.1 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 29.1 坪から +3.9 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 37.5 年 → 2021年 48.5 年、+29.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 14.8 分 → 2021年 24.0 分、+62.7 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 100.0 %)

武蔵横手駅33.8 万/坪(昨年同期比 +25.3 %)

武蔵横手駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.8万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +25.3%( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 37.2年(昨年 26.3年から +41.4 %増)。平均土地面積は 181.5 坪 (昨年 24.2 坪から +650.0 %増)。平均建物面積は 70.3 坪 (昨年 19.7 坪から +257.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 26.3 年 → 2021年 37.2 年、+41.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.0 分 → 2021年 10.0 分、+25.0 %と大きく増加)

稲荷山公園駅104.8 万/坪(昨年同期比 -20.0 %)

稲荷山公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -20.0%( -26.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 2.7年(昨年 36.6年から -92.7 %減)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 108.3 坪から -59.5 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 27.5 坪から +4.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 36.6 年 → 2021年 2.7 年、-92.7 %と大きく減少)

高麗駅31.4 万/坪(昨年同期比 -18.4 %)

高麗駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.4万円/坪(9.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -18.4%( -7.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -26.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.5年(昨年 33.7年から +8.0 %増)。平均土地面積は 48.0 坪 (昨年 58.7 坪から -18.2 %減)。平均建物面積は 29.2 坪 (昨年 31.7 坪から -7.7 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 57.9 % → 2021年 45.5 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.3 % → 2021年 45.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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